湖東中学生が次世代作文発表 あかね児童合唱団“生きる喜び”歌声に
【東近江】 終戦から79回目の夏を迎え、今年も東近江市戦没者追悼式が20日、愛東コミュニティーセンターで営まれた。遺族をはじめ、小椋正清市長、国会議員、県市議会議員、行政関係者などの約250人が参加し、鎮魂と平和の祈りを捧げた。
式典では、戦没者3千余柱の霊名簿が祭壇に奉安され、黙とうで追悼した。小椋正清市長は式辞で「次の世代に素晴らしい未来を残せるよう市民と共に全力で取り組む」と誓った。
追悼の言葉は、西澤由男市議会議長、同市遺族会の平井康博会長、井上広法県東近江健康福祉事務次長、県遺族会の松浦友一会長が述べ、このあと参列者は厳かに献花を手向けた。
市内中学生による次世代作文発表では、湖東中学校3年生の山中綾乃さんと川添涼風(すずか)さんが登壇し、鹿児島方面への次世代戦跡訪問研修事業に参加して感じ取った思いを発表した。
このなかで山中さんは「印象に残った絵画があります。それは、特攻隊員の人たちが、天使のような人たちに連れられているものでした。その絵を見たとき言葉が出なくなり、泣きそうになりました」と振り返り、川添さんは「研修会で学んだことを、知人や家族に話し、戦争のことをたくさんの人に知ってもらいたいと思いました」と、戦争の悲惨さや平和の尊さを訴えた。
続いてあかね児童合唱団が、「いのちの歌」と「琵琶湖周航の歌」の2曲を清らかに歌い上げた。
若手職員による平和の誓いは、福祉政策課、廣末あすかさんが「恒久平和を実現するために、互いの違いを超えて対話し、相互理解を深めることで、平和で希望に満ちた未来を創り上げることを約束します」と締めくくった。







