31日まで 五個荘コミセン
【東近江】 元中学校校長の雁瀬徳彦さん(64)が描いた水墨画の作品が、五個荘コミュニティセンターのロビーに展示されている。
「近江鉄道の駅と街並み」と題し、五個荘駅や八日市駅など12駅のホームを、黒と白の濃淡で表現した。象徴となる駅舎をメインに、コントラストが映える水墨画の特製を生かして線路の奥行きを強調するなど、遠近感を工夫した20号サイズほどの力作が並ぶ。
雁瀬さんが水墨画を始めたのは15年ほど前。当時、市内中学校の教頭として多忙な日々を送る中で、退職後にも続けられる趣味を持とうと、以前から興味があった水墨画を始めた。日野町の水墨画教室に通い、濃淡のみで遠近を表現する水墨画の魅力に没頭。退職したいまも教室生の仲間と日々研鑽している。
「失敗してもいい、という感覚で描いている」と話す雁瀬さん。これまで東近江市内の名所の数々を大胆かつ繊細に描いてきた。2年前から近江鉄道の駅舎を描き始め、今回の作品展が初披露。来場者に楽しんでもらおうと、作品にはあえて作品名を付けず、どこの駅かを当てるクイズ形式で展示した。
雁瀬さんは「都会にはないノスタルジックな駅舎の雰囲気を、水墨画を通して感じてほしい」と話す。
展示は31日まで。土、日曜日は閉館。






