生徒がスマホで撮影しインスタグラムに掲載
【近江八幡】近江八幡市内の市立中学校で、無施錠だった教員控室に入った生徒が室内にあった「控室日誌」の記載内容をスマートフォンで撮影し、自身のインスタグラム(ストーリーズ)に掲載していたと、市教委が6月27日、発表した。
学校では、生徒に掲載した画像と撮影後、スマートフォンに保存していた画像を消去させるとともに、学年教員が手分けしてインスタグラムをフォローしていた生徒10人に連絡し、画像を拡散しないよう指導した。また、画像に名前が写っていた9人の生徒の家庭を訪問し、事態の説明と謝罪を行った。現在のところ、画像が拡散されていないという。
教員控室は、担当授業がない時間帯の教員が当番制で、また必要のある教員が在室し、早退や遅刻、体調不良などがあった生徒に対応する部屋で、その状況を日々「控室日誌」に記録している。教員が在室しない場合は施錠することになっている。
6月21日、生徒のインスタグラムを見た同校教員が3日分の「控室日誌」を撮影した画像が掲載されているのを見つけた。
報告を受けた市教委は、学校に無人時の教員控室の施錠の徹底と確認、「控室日誌」は職員室で保管するよう指導した。
また、掲載された画像の文書記録に「おだやかだった」や「平和だった」などの不適切な表現もあったことがわかり、記載した教員に教育公務員倫理を徹底するよう厳しく指導した。今後、生徒のスマートフォンの持ち込み規制についても指導していくとしている。
画像を掲載した生徒は、反省しているという。また、不適切な表現ついて記載した教員は「以前から記載されていたので使った」と話しているという。
安田全男教育長は「危機管理意識の弱さ、個人情報の管理の甘さ、ならびに教育公務員倫理の欠如から、生徒や保護者の皆様ならびに市民の皆様に大変なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申しあげます。今後は、市立小中学校における個人情報の管理体制等の確認・徹底を行い、学校と市教委において再発防止に努めてまいります」とのコメントを発表した。





