デザインを尺皿に再構成「七彩天目」で色彩豊かに
【東近江】 布引焼の作家、小嶋太郎さん(84)=東近江市外町=は、作陶65年記念展「日本の桜 四十七景」の制作で、協力してもらった東近江市と47都道府県へのお礼で贈る作品づくりを進めている。
この「日本の桜 四十七景」では、各都道府県から桜の名所を推薦してもらい、その画像をもとにに布引焼独自の「七彩天目」で色彩豊かに表現した陶芸作品を47点制作し、八日市文芸会館で展示した。会場にいながら全国のサクラ巡りをできる企画は好評を博した。
小嶋さんが制作するお礼の品は、記念展で展示した都道府県ごとのデザインを、直径30センチの尺皿に再構成。東京スカイツリー(東京都)と桜の情景を表現した作品は、大空が印象的な90センチ角の陶板作品だったのを、見応えを損なわないよう、スカイツリーの比率や空の広さなどを工夫して尺皿サイズのデザインとした。
現在、47都道府県のうち9枚が完成し、年末までに全てを仕上げたいとしている。小嶋さんは「全国の桜を題材にした作品づくりに挑戦し、布引焼に新しい要素が加わった」と話している。
なお、「日本の桜 四十七景」の作品は、布引焼窯元で展示している。小嶋さんは「ぜひ見にきてほしい」としている。






