【東近江】 東近江市北菩提寺町にある旧湖東歴史民俗資料館で4日、飲食やワークショップのブースが並ぶ「立春マルシェ」が開かれ、大勢の家族連れでにぎわった。
国の登録有形文化財にも指定されている同資料館は、小学校の校舎(1943~1981)を利用したもので、民具などを展示する資料館として親しまれてきた。しかし、行政改革のなかで2012年に閉館し、それ以降は文化財の収蔵庫として使用されてきた。東近江市では一般非公開のこの施設を地域の開かれた施設、また、観光の再開発につなげようと、懐かしさを感じる旧校舎の雰囲気を生かしたさまざまな催しなどを開いている。
立春を迎えたこの日のマルシェには、東近江市商工会が開く女性の起業を支える講座「女性のための創業塾」の修了生らが各ブースを構えた。工夫を凝らしたオリジナルの菓子やカフェ、美容体験などのブースが長い板張りの廊下に並び、午前10時のオープン直後から多くの人で館内は活気にあふれた。
また、移動動物園や野口謙蔵記念館で活動するアーティスト園田源二郎さんの工作ワークショップも開かれ、子どもたちの楽しむ姿が目立っていた。
担当する市職員は「地域の思い出が詰まった場所。今後もさまざまな形で活用していけたら」と話す。







