三日月知事が2期目3年間を振り返り
【県】 三日月大造知事が2期目任期の3年間を経て、このほどこれまでの取り組みの振り返りと今後の施策の柱としたい考えについて記者団に語った。
三日月知事は、人口減少、長寿化・少子化、気候変動、財政悪化、コロナ禍など多様な社会情勢を挙げ「コロナ禍を経て、『本当の意味での健康しがをつくろう』と皆さんに呼びかけている」と語った。
続けて2期目3年目の成果として、「健康しが」3本柱の「人の健康・社会の健康・自然の健康」に沿い、▽子どもたちの笑顔を増やすための新しい行動様式「すまいる・あくしょん」を策定した▽「かわる、かかわるミュージアム」として県立美術館を再開館した▽近江鉄道の全線存続に向けた「近江鉄道沿線地域公共交通計画」策定に向け検討を進めている▽「持続的で生産性の高い滋賀の農業推進条例(しがの農業みらい条例)」を制定した▽災害時における高齢者や障害者の個別避難計画策定を進めるための手順を示した「滋賀モデル」を取りまとめた▽マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダを策定した―などを挙げた。
さらに、今後の方向性として、「コロナ禍で深刻化したメンタルヘルスの問題や次世代への対応、地域経済の復興など、様々な面で損なわれた県の『健康』の回復が大きな課題だ」と述べ、来年度施策の柱案として(1)“こころの健康”づくり(2)“次世代”を育む社会づくり(3)“活力のある滋賀”づくり(4)“グリーン社会”づくり―の4点を挙げ、これらを貫くテーマに「ひとづくり」「DX(デジタルトランスフォーメーション)による新しい価値づくり」「“より良き自治”の追求」を据えることを示しつつ「任期残りの1年間では終えられない施策もあるが、着実な一歩を踏み出していけるようにしたい」と意気込んだ。
記者団からの「3期目の可能性は」という質問には「今回の2期目3年間の総括を県民のみなさんがどのように評価されるか聞いてみたい。それを踏まえて自分自身でも整理して考えたい」と述べるに止め「まずは一日ごとの職責をしっかり果たしていく」と語った。







