6月時点の県内熱中症発生場所は「住居」が最多
【県】 今月17日ごろに近畿地方での梅雨明けが宣言されて以降、連日、猛暑日に迫る高い気温が記録されている。県では、「暑さを避け、水分を取るなどの『熱中症予防』とマスク、換気などの『新しい生活様式』を両立させよう」と呼びかけている。
県が今月20日に公表した「熱中症による救急搬送状況(今年6月分)」によると、6月中に県内で熱中症により救急搬送されたのは58人だった。その内約66%は65歳以上の高齢者となっている。
また、熱中症の発生場所としては「住居」が最も多く18件(全体の31%)で、続いて不特定者が出入りする劇場や飲食店、病院、駅、屋外駐車場など「公衆出入り場所」が11件(同18・9%)となった(表参照)。
6月時点で熱中症での救急搬送が多発していることに加え、今月に入ってからは熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、環境省と気象庁が 熱中症予防行動をとるよう促す「熱中症警戒アラート」が県内にも幾度か出されていることなどもふまえ、県では熱中症への注意喚起をより強めている。
また、新型コロナウイルス感染症対策としてマスク着用は欠かせないが、「マスクをすることで、皮膚からの熱が逃げにくくなったり、気づかないうちに脱水になるなど、体温調節がしづらくなり、熱中症のリスクは高まる」との指摘も考慮し、県では次の5点を「新しい生活様式」での熱中症予防行動のポイントとして掲げている。
(1)帽子や日傘、涼しい格好で「暑さを避けよう」(2)屋外で人と2m以上離れているときは「適宜マスクを外そう」(3)のどの渇きを感じる前に「こまめに水分補給しよう」(4)暑さに注意し、体調が悪いときは無理せず自宅で療養するなど「日頃から健康管理しよう」。またエアコン使用中もこまめに換気すること(5)無理のない範囲で適度に運動し「暑さに備えた体づくりをしよう」。
さらに、農作業従事者に対し、「暑い時間帯の農作業はできる限り避けましょう」「特に、ハウス内での作業は、中止や延期を検討しましょう」「農作業時には、遮熱帽子等の着用、こまめな水分の摂取、携帯扇風機の着用などの対策に努めましょう」と呼びかけている。







