駐大阪大韓民国総領事が知事を表敬訪問
【県】 駐大阪大韓民国総領事館のチョウ・ソンリョル総領事(63)がこのほど県庁で三日月大造知事を表敬訪問し、県と韓国との今後の交流などについて会談した。
チョウ総領事は、韓国ソウル大学化学科を卒業、韓国成均館大学政治外交学博士を取得している。東京大学大学院総合文化研究科訪問研究員や慶応義塾大学法学部訪問研究員などを務めた研究者である一方、韓国の国家安保室政策諮問委員長や政策シンクタンクの国家安保戦略研究院諮問研究委員などを経て今年6月、同総領事に就任した。滋賀県を訪ねるのは今回が初めてで、就任あいさつのため同総領事館が管轄する大阪府、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県の首長を訪問する一環として来県した。
知事室でチョウ総領事を出迎えた三日月知事は、「チョウ総領事との新たな友情を築けることを楽しみにしている」とし、江戸時代の儒学者で朝鮮外交に尽力した雨森芳洲が滋賀県長浜市雨森の出身であることを引用しつつ「雨森芳洲先生は『誠信の交わり』という言葉で、お互いに争わず、欺かずということを大切にするべきだと教えてくれている。ぜひ、新たな時代の友情を総領事と一緒に作っていきたい」と述べた。
チョウ総領事は「韓国と滋賀県は古い交流の歴史があり、今も交流を続けている。そういった交流をもっといい感じに発展したいと思う」と述べ、「これから韓国と日本の友好発展のために頑張っていく。滋賀がその出発点となれば」と期待を語った。さらに「韓国の観光客はこれまで滋賀県にもたくさん訪問している。これから韓国と日本の関係は今より良くなると思う。総領事館も韓国からの観光客が滋賀県をもっと訪問するように努力する」とし、「私自身もいつか雨森芳洲庵を是非訪ねたい」と語った。
会談後、チョウ総領事から三日月知事にティーカップが贈られ、三日月知事からチョウ総領事には県産の茶が贈られた。







