「マザーレイクゴールズ」13の目標(ゴール)策定
【全県】 「びわ湖の日」が40周年を迎えた今月1日、県危機管理センター(大津市京町4)で「マザーレイクゴールズ賛同者会議」が開かれ、賛同者らの承認により、琵琶湖版SDGsである「マザーレイクゴールズ(MLGs)アジェンダ」が策定された。
SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」で示された30年までに目指すべき国際目標のこと。誰一人取り残さない持続可能な社会の実現のため、「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など17のゴール(目標)と169のターゲットが定められている。
全国に先がけSDGsの理念を県政に取り入れることを宣言してきた県では、県民がより自発的、主体的な取り組みで目標を達成できるよう、琵琶湖を切り口に、多くの視点からなる身近な目標の策定を進めてきた。
このほど策定された「MLGs」は「変えよう、あなたと私から」をキーコンセプトに、2030年の琵琶湖と琵琶湖に根ざす暮らしに向けた目標として(1)清らかさを感じる水に(2)豊かな魚介類を取り戻そう(3)多様な生き物を守ろう(4)水辺も湖底も美しく(5)恵み豊かな水源の森を守ろう(6)森川里湖海のつながりを健全に(7)びわ湖のためにも温室効果ガスの排出を減らそう(8)気候変動や自然災害に強い暮らしに(9)生業・産業に地域の資源を活(い)かそう(10)地元も流域も学びの場に(11)びわ湖を楽しみ愛する人を増やそう(12)水とつながる祈りと暮らしを次世代に(13)つながりあって目標を達成しよう――の13のゴールを設定した。
県によると、「SDGsの視点から見ると、琵琶湖を通じてSDGsをアクションまで落とし込む仕組みが『MLGs』であり、『MLGs』の視点で見ると、県民など多様な主体による活動がSDGsにつながっていることを発見する仕組み」としている。
ロゴマークは、琵琶湖を中央に配し、周囲に13のゴールカラーを円形に配置。「琵琶湖は暮らしを映す鏡」「琵琶湖は地球環境を見通す窓」であることを表わしている。
今後、「マザーレイクゴールズ推進委員会」(事務局・県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課)が琵琶湖に関わる多様な主体をつなげる役割を担う。すでに複数の企業などが『MLGs』の理念への賛同を表明しており、それぞれができる取り組みを今後実践していく。







