匿名で地元小学校に扇風機など寄贈
【東近江】 新型コロナウイルスの各対策に追われる子どもたちに快適な学校生活を送ってほしいと、八日市南小学校(児童数544人=東近江市沖野3丁目=)に扇風機やサーキュレーターなどの寄付が匿名であった。
「ようやく再開した学校で、伸び伸び安心した生活を送ってほしい。最低限の感染症対策につながれば」と寄贈した思いを話すのは、同校の通学路に面する事業所の会長。今後も懸念される新型コロナの感染拡大を背景に「子どもたちや地域全体を住民一人ひとりがしっかり見守っていかないといけない」と、地元小学校への寄贈を決めた。
寄贈されたのは、教室で使用するための扇風機40台と空気を循環させるサーキュレーター25台、これらの倒壊を防ぐ耐震マット160枚。気温が上昇する夏を迎え、コロナ禍のなか学校生活を送る児童たちに何が必要か、事前に学校からの要望を聞いて発注した。
同校では、換気のため常に窓を開けておくなどの対応を取っているが、エアコンの冷気が外に漏れやすく、気温がさらに高くなるこれからの時期は児童らの熱中症などが危惧されていた。同校の伊藤晴朗校長は「空気を循環させるためにも今回の寄贈は非常にありがたい」と感謝する。
同校では児童らの机を毎日消毒するほか、1・5メートル以上空けて人と接するなどの対策を児童に呼びかけており、児童らも実感を持って対応しているという。
伊藤校長は「対策を通してお互いを思いやる教育にもつながっています。コロナに負けないよう安心安全を守るために、この志を有効に活用したい」と話す。








