生産者部会資金を生活費に充てる 第三者委の調査踏まえ今後処分
【東近江】 グリーン近江農業協同組合(本店・東近江市八日市町)は3月30日、同組合の東近江事業本部営農経済生活課の能登川支店担当の男性職員(46)が生産者部会の口座から89万円を私的流用していたと発表した。
同組合リスク統括部によると、男性職員は、担当していた特別栽培米部会の通帳などをJAの許可を得ずに預かり、2018年4月から今年3月まで11回にわたって計89万円を私的に流用し、生活費に充てていた。
発覚のきっかけは、男性職員が休暇中の3月17日、生産者部会口座の損害を補てんするため、父親名義の口座から42万円の入金処理を行った際、この取引を検証した能登川支店管理者が不審に思い、地区事業本部長に報告し、内部調査を実施した。
この調査に加えて、3月19日に男性職員から事情聴取を行ったところ、生活費の穴埋めのために生産者部会口座から入出金を繰り返していた事実を認め、不祥事が発覚した。被害金については、男性職員が全額返済している。
男性職員は流用が発覚した3月19日から出勤停止となっており、「申し訳なかった。罪を重く感じている」と話しているという。
組合は、第三者委員会を設置し、実態解明と内部管理体制の問題点を検証し、不祥事の再発防止と信頼回復に努める、としている。本人と管理責任のある関係者の処分は、第三者委員会の調査結果を踏まえて行う。






