31日まで初作品展
【守山】 能面作りの愛好家らによるグループ「近江能面萎花(いか)会」が31日まで、守山市立図書館(同市守山5)の1階ロビーで気軽に能を楽しむための能面作品展「近江は能と能面のかくれ里」を開催している。
同会は、萎花の作家名で活動する同市吉身7の渕上清二さんを代表に、県内で能面作りを楽しんでいる小山晴巳さん、永原正一さん、林勲さんの4人によるグループ。普段はそれぞれが異なる指導者を師事して能面制作に取り組んでいるが、渕上さんが能面制作歴10周年を迎えたことや昨年大病を患って快癒したこと、古希を迎えたことなどを記念し、「いつか日頃の成果を披露したい」と話していた愛好家仲間が集って初の作品展を企画した。
作品展では翁(おきな)面や女面、男面などそれぞれの個性が光る約20点を展示する。また、狂言面2面も同時に展示する。
さらに、各日午後3時からは作品展と同様のテーマでの書籍を出版する予定の渕上さんが講師となり、能を身近に感じられる逸話を盛り込んだ講演を予定している。渕上さんは「守山市をはじめ、県内には能や狂言ゆかりの地が多くあり、有名な能面師の出身地もある」とし、「敷居が高いと言われがちな能や狂言だが、ひな人形の五人囃子(ばやし)とのつながりや、女面とモナリザの微笑の共通点などについて知ってもらうことで、日本の伝統文化・芸能を少しでも身近なものに感じてもらうきっかけとなれば」と述べている。
展示時間は午前10時~午後7時(31日は午後5時まで)。各日とも入館料、講演会いずれも無料。展示に関する問い合わせは同図書館(TEL077―583―1639)へ。






