連携して魅力を発信していく
【大津】 県立芸術劇場びわ湖ホール(大津市打出浜)がこのほど木の家専門店 谷口工務店(竜王町山之上)とオフィシャルスポンサーとして年間契約を締結したことを発表した。両者は今後、芸術文化の一層の醸成と大津市の発展に相互で連携していく。
毎年数本のオペラを自主制作し、世界的にもトップクラスの舞台を備えている同ホールでは、劇場の維持管理に民間からの支援も取り入れて運営している。支援メニューの中心となる「びわ湖ホールオフィシャルスポンサー制度」は企業と連携し、舞台芸術を通じた心豊かな活力のある社会を生み出すことを目的に、2013年から始めた。同年に叶 匠壽庵(大津市大石龍門4)、15年に平和堂(彦根市西今町)と締結し、谷口工務店は3社目となる。
谷口工務店は大工の棟梁としてのまちづくりに関わり、空き町家を改修して16年にJR大津駅近くにショールーム「大津百町スタジオ」、18年に市内の商店街の一角で「HOTEL 講 大津百町」7棟をオープンさせた。今年「大津から芸術を発信したい」とするびわ湖ホールの取り組みに共感し、オフィシャルスポンサーとして参画することを決めた。同ホールでは谷口工務店が出資する年間500万円を新たな自主制作作品などに生かしていく。
このほど両者は年間スポンサー契約を締結したことを共同で記者会見を開き、報告した。びわ湖ホールの山中隆館長は「大工の棟梁として大津のまちづくりに関わる谷口工務店と連携できたことは大変うれしい。さらに自主制作作品を充実させていきたい」と喜び、谷口工務店の谷口弘和社長は「ホールを利用する人に『HOTEL講』に宿泊してもらうことで大津のまちの良さを知ってもらったり、社員が豊かな芸術に触れて感性を育む機会につなげたい。地域との関わりもより深くし、発展に努力していければ」と意気込みを語った。







