全8回 蒲生コミセン
◇東近江
ロウ紙に鉄筆で文字や絵図を描き、インクを塗ってローラーで一枚ずつ刷り込む、手書きの風合いやインクのにおいがたまらない「ガリ版」。そんなガリ版発祥の地の東近江市蒲生地区で「ガリ版アート講座」が、今月二十二日から蒲生コミュニティセンターを会場に始まる。
明治二十七年に同地の堀井新治郎親子が発明した印刷器謄写版は「ガリ版」の愛称で大ヒットし、コピー機やパソコンの普及までの約八十年間、昭和の中ごろまで人々のコミュニケーションツールとして活躍した。
その姿を消してからも、愛好家らによってその文化や芸術性が追求され続け、全盛期を知らない若い世代にとっても新たな表現ツールとして、再び人気が出てきている。
これまでにも、年賀状づくり教室や体験教室などを単発的に開催してきたが、本格的に技術を学んで、名刺などの実用品やオリジナルの多色孔版画に取り組みたいという声に応え、連続講座を開講する。もちろん、初心者も受講可能。
開催日は、五月二十二日、六月二十六日、七月二十四日、九月二十五日、十月十六日、十二月十一日、来年一月二十二日、二月十九日の全八回。いずれも午後一時半から四時まで。
受講料は八千円。単発で受講する場合は一回一千二百円。定員十五人程度。受講申し込みと問い合わせは、蒲生コミュニティセンター(0748―55―0207)まで。締め切りは五月十日。申込者が八人未満の場合は実施しない。






