県と事業者が協定締結
◇県
県が管理する姉川ダム(米原市)の放流水を利用して水力発電事業を行うため、県はこのほど、県公館で同ダム水力発電設置運営事業者の「いぶき水力発電(同市、山室弘樹社長)と発電所の管理に関する協定を締結した。
再生可能エネルギー振興戦略の一環として、県は姉川ダムの放流水を活用して水力発電を行う設置運営事業者を公募。山室木材工業(米原市)と日本で最初の水力発電事業をしているイビデンエンジニアリング(岐阜県大垣市)が昨年三月に設立した「いぶき水力発電」が選ばれた。現在、同社では十二月の稼働に向けて準備を進めている。
協定では、同社がダムを管理する県に流水占用料などを支払い、発電の収益を得る仕組み。設置される発電所の最大出力は九百キロワットで、年間発生電力量は四百七十万キロワット時。千三百世帯が一年間に消費する電力に相当する。既存の治水ダムを活用した水力発電は県内で初めて。
三日月大造知事は「このような原発に依存しないエネルギーの取り組みを加速度的に進めていきたい」と話していた。






