滋賀国体陸上競技場の建築懇が初会合
◇県
県はこのほど、平成三十六年に滋賀県で開催される国民体育大会・全国障害者スポーツ大会の主会場となる「(仮称)彦根総合運動公園第一種陸上競技場(彦根市)」を整備するに当たり、景観、デザインなどについて学識経験者から意見を求める「同競技場建築検討懇話会」を設置して、施設整備の課題などを整理した。(石川政実)
懇話会は学識経験者など六人の委員で構成され、座長に松岡拓公雄・県立大学環境科学部環境建築デザイン学科教授が選ばれた。
懇話会は(1)彦根城の世界遺産登録に向けた取り組みに配慮した陸上競技場の施設整備(2)建築デザイン(3)競技場の高さ―について、方向性を示す。県はこれを受け基本設計条件(案)に反映していく。
県では、二万人収容でJリーグのサッカー場にも使える陸上競技場の整備を目指しており、スタンド屋根に照明設備を設置することで建築物の高さが約二十四メートルと他府県の陸上競技場に比べて低い長崎県立総合運動公園陸上競技場を念頭に置いている。
委員からは「近隣の住宅地などにも配慮すべき」「競技場と彦根城がどの位置からどのように見えるかのデータを増やしてほしい」などの意見が出た。
松岡座長は「将来に禍根を残さないものにしたい」と話した。
なお二回目の懇話会は三月下旬、第三回は五月下旬に開催して方向性を出す運びだ。






