第31回びわ湖新年互礼会
◇全県
初春を“母なる湖”琵琶湖上で迎え、新年の目標や抱負とともに賀詞を交換する「第三十一回びわ湖新年互礼会 隆昌祈願祭」(主催=滋賀報知新聞社、後援=報知写真新聞社・滋賀報知通信社・滋賀市民新聞社・近江新聞社)が八日、協賛する琵琶湖汽船(株)の観光外輪船ミシガンで開催された。出席した県・市・町の首長や議員、県内の経済・産業・文化など各界のリーダーら約百人は、今年一年の隆昌を祈り、抱負を交わした。
東近江市の市神神社による隆昌祈願祭とお神楽「豊栄舞」の奉納に続き、開運招福の「御守矢」が参加者代表の冨田正敏滋賀報知新聞社社長に進上された。
互礼会では冨田社長が新年のあいさつに続いて、直前に起きた北朝鮮の核実験を非難するとともに世界各国が協力して暴走に歯止めをと訴えた。また、昨年の戦後七十年首相談話に戦後復興への感謝と孫子まで謝罪をさせないことが明記されたことを改めて指摘した上で、「世界第三位の経済大国となった背景には日本の技術力、丁寧なものづくり、心が通った日本の文化や食文化があり、そこに日本の底力を感じる。ただ、決しておごることなく、謙虚さを忘れてはならない」と強調。そして、多大な借金や民意の反映されない選挙区制度など多々問題はあるが、「真の日本の底力を育てていくためにも、メイド・イン滋賀、メイド・インふるさとの気持ちで真の国家づくりが継続していくよう、湖国唯一の日刊地方紙として事実を検証していきたい」と新年にあたっての決意を誓った。
西嶋栄治県副知事は「昨年はスポーツの力が日本全体を元気にする実感を得た。琵琶湖とその水辺景観が日本遺産に認定され、琵琶湖の保全および再生に関する法律が制定され、琵琶湖が国民的遺産に位置づけられ、滋賀県の魅力や価値が再認識された。訪れるなら滋賀、住むなら滋賀、働くなら滋賀、幸せな最期を迎えるなら滋賀と思っていただける滋賀の実現に向けてプロジェクトを展開している。県民の願いや思いを大切に、精一杯取り組んでいきたい」との三日月大造知事のメッセージを紹介した。
小椋正清東近江市長は「人口減少社会、地方創生に向かって、地方自治体は本気で向かっていかなければならない時期になった。国・県・市町がつながりを持って、すばらしい地域に」と、地域間競争の真剣勝負をアピールした。
川瀬重雄県商工会連合会会長は、東近江市商工会と八日市商工会議所のコラボによる「女性創業塾」が大臣表彰を受けたことの新聞報道に大きな反響があり、新規募集に多数の応募が寄せられていることに感謝し、さらなる相互連携の強化を訴えた。
続いて、中村功一滋賀中部政経文化懇話会会長による地域の活性化を祈念した発声で乾杯、新年宴会に移った。参加者は湖国自慢の料理と地酒などに舌鼓を打ちながら、和やかに賀詞を交換した。






