登録1年記念のパネル展 県民サロンで
◇県
県庁舎本館の国登録有形文化財の登録一年を記念して、「写真でたどる滋賀県庁舎本館」を県庁本館県民サロンで開かれている。
県庁舎は昭和十四年(一九三九年)五月、戦中の資材不足を乗り越えて建設された、滋賀県を代表する近代建築である。設計は、早稲田大学大隈講堂、群馬県庁などの作品を残した佐藤功一と、建築装飾を得意とした国枝博が手がけた。
鉄筋コンクリート四階建てで、中央には塔屋がそびえ、左右に事務室、そして正面玄関には大きく車寄せを配した容姿は、ルネサンス様式らしい格調高い存在感を放っている。
また、内部においても、華やかな中央階段踊り場のステンドグラス、気品ある階段側面の陶器(テラコッタ)装飾など、県庁舎ならではの装飾が配されている。
展示では、大津の町並みや琵琶湖を一望できる四階貴賓室、壁全体を東南アジアのチーク材を使い重厚な雰囲気に仕上げた議場の竣工当時の写真パネル(大林組提供)や、実際に部屋を飾った照明器具を展示するほか、「清新の気を盛り」「豪華を誇る階段」などと竣工を伝えた当時の新聞記事を紹介している。
二十一日まで。時間は午前八時半から午後五時十五分まで。






