武藤議員に辞職勧告
◇全県
未公開株をめぐる金銭トラブルで自民党を離党した武藤貴也・衆議院議員(滋賀4区)に対し、自民党県連は「説明責任も果たさず、国会議員としてふさわしくない。党は、けじめをつけるべき」として議員辞職を勧告することを固めた。
武藤議員は七月末、安保関連法案に反対する学生に対し、「利己的考え」などとツイッターに投稿し、全国的に批判を受けた。その後、週刊文春で、未公開株の購入をめぐり金銭トラブルになっていると報じられ、八月に「個人的なことが政争の具にされ、党に迷惑をかけられない」と自民党を離党した。
しかし一連の報道を受け、自民党県連は、「国会議員としての資質に欠ける」として、議員辞職を勧告する方針を固めた。
上野賢一郎・県連会長(衆院議員)も「未公開株の金銭トラブルや議員宿舎の使用問題などで道義的責任が問われている。それにもかかわらず十分に説明責任を果たさなかった。役員会を開いてから、来月にも(議員辞職勧告)文書を本人に通知することになる」と語った。
自民党県連としては、迫る来夏の参院選に悪影響を与えないために、議員辞職勧告で武藤議員問題にピリオドを打つのが狙いだ。ただし勧告には法的拘束力がなく、体調を崩しているとも伝えられている武藤議員が勧告に応じないことも予想される。【石川政実】





