帝国データバンク調べ
◇全県
民間情報調査会社・帝国データバンクは、八月の滋賀県内企業倒産状況(負債一千万円以上の法的手続き)をまとめ、結果を公表した。それによると倒産は十二件、負債総額一〇五億二、五〇〇万円、一件あたりの負債は八億七、七〇〇万円となった。
前月対比で七件増加した上、負債総額については十億円を超える大型倒産が四件発生したことが主因。
前年の平成二十二年八月は、件数で同年最多となったことに加え、前々年同月にはなかった負債五億円を超える大口倒産が三件発生したため、負債総額についても大きく増加したが、今年八月は、前年同月のような建設の多発倒産が見られなかったことから四件減少した。
倒産の主要因をみると、「市況の悪化にともなう販売不振や受注の減少、業界不振」など景気変動要因によるものが十件を占めた。前年同月比では、件数で三件減った。また、「企業内要因」が一件発生(放漫経営)、前年同月比で一件減としたほか、「その他要因」が一件発生(税負担)、前年同月比で件数は同数となった。ただ依然として景況感悪化による倒産が多発する傾向に変わりはない。
資本金別では、「個人経営」が五件となり、前年同月比では件数で同数だった。また「資本金一千万円未満の法人」は一件となり、前年同月比では四件減少した。「資本金一千万円以上五千万円未満」については四件、前年同月比では一件減少した。「資本金五千万円以上一億円未満」は一件で、前年同月比では、件数で同数だった。また、前年同月になかった「資本金一億円以上」が一件発生した。
負債額別では、「五千万円未満」が七件となり、前年同月比では一件増加した。「五千万円以上一億円未満」および「一億円以上五億円未満」の発生がなかったが、「五億円以上十億円未満」が一件、また「十億円以上」の倒産が四件発生。八月は小口倒産と大口倒産に大別される結果となった。






