13日からは「みたま祭り」
◇全県
終戦から六十六年が経過し、今年も間もなく、戦没者を追悼し、平和の祈りを捧げる「八月十五日」を迎える。今年三月、戦後最悪の災害であり、人災でもある東日本大震災が、東北の街を襲った。多くの人はその光景をみて、終戦後の焼け野原と重ねた。そして今、戦後の復興を果たした先人を鑑み、震災復興への槌音が東北の地で鳴り響く。
このような中、県遺族会(松井尚之会長)は九日、「第三十回慰霊と平和祈願リレー行進」を繰り広げ、「戦地で散華された英霊に再び戦争を起こさないこと、戦争遺族を作らない」との平和の誓いを新たにし、「今日の繁栄と平和は、先の大戦で尊い生命を捧げた二百五十万人もの英霊の賜物であることを決して忘れてはならない」と訴えた。
この日、松井会長が嘉田由紀子知事に慰霊と世界恒久平和への要望書を県庁前で手渡した後、遺族会一行は、湖南市役所、甲賀市役所、日野町役場、竜王町役場を訪問し、要望書を手渡した後、彦根市の滋賀県護国神社へ向った。
また、県護国神社では十三日から十五日までの三日間、境内で「みたま祭り」が営まれる。今日の平和の礎になった県下の戦没者三万余人を慰霊する。海外戦跡遺骨収集写真展や戦跡巡拝記録映画上映も予定されている。







