重点課題で持論展開 告示控えて公開討論会
◇湖南・栗東
二十四日告示の栗東市長選挙に向けて、有権者の投票の目安にしてもらおうと、立候補を予定する中村洋三氏と野村昌弘氏、馬場美代子氏の三氏をパネリストとして招いた公開討論会(栗東青年会議所などの共催)が十六日栗東市中央公民館で開かれ、約百人が熱心に耳を傾けた。
最重要課題となっている財政再建については、中村氏は「国・県の関係を強固にして財源確保を図る」と主張したのに対して、野村氏は「県とは是々非々で対応し、市民に安心を提供できる市政にしないといけない」と対立軸を鮮明にし、馬場氏は財政構築プログラムによる福祉・教育予算の削減を取り上げて「福祉のまち栗東を取り戻したい」と訴えた。
新幹線新駅計画跡地を含む都市計画では、中村氏は「手原駅と栗東駅を中心に整備し、両駅中間(新幹線新駅跡地)を環境産業拠点として整備したい」、野村氏は「次の開発につながる状況をつくる。積水ハウス工場が一部撤去する跡地をどう生かすか、広く市民の意見を聞いて取り組みたい」、馬場氏は「新駅跡地は市民の利益になるよう処分したい」とそれぞれ述べた。
県が有害物調査を実施するRD処分場問題については、中村氏は「水質調査の継続と情報開示、そして市・周辺自治会の受け皿機関の設置や、国へ支援を強く求める」、野村氏は「市として何ができるか、市民目線で対応したい」、馬場氏は「住民の合意がもらえる調査が原則。そして有害物を撤去して処分場跡地の有効活用を図りたい」と主張した。







