10月24日告示の栗東市長選 <1>
中村 県との関係修復目指す
野村 国松市長の支援求める
馬場 中学の分離・新設示す
◇湖南・栗東
「民主党だけを基盤にしているのは問題」。会見で野村氏は、中村氏が政権与党である民主党を重視する一方で、自民党には推薦依頼しなかった姿勢を強く批判した。
「市民党」を掲げる同氏は、自民党以外の政党へも広く推薦依頼するとし、さらに不出馬を決めている国松正一市長にも支援を求めたいとした。
「官から民へ」のキャッチフレーズで、指定管理者制度の積極的な導入で行政のスリム化を目指した国松市政の継承については、経営者と四期にわたる議員経験を前面に出し、「民間活力を生かしながら、上手に官の力を活用してやりくりしていきたい」と堅持する考えを示した。
これに対して中村氏は現路線を継承するとしながらも、「市民は本当にまちづくりの主役になっていたのか検証すべき。税収不足で危機的な状況を情報公開して、市民の意見も活かしたい」と市民参画を促す方針だ。
また、新幹線新駅問題で悪化した嘉田県政との関係を修復することで市政を安定させたいとする中村氏に対して、野村氏は「自治体は独立したものであり、是々非々で臨むべき」と述べ、今夏の知事選で対立候補を応援した国松市長の対応も評価した。
一方の馬場美代子氏は、財政再建を「開発は一定抑えて借金を増やさない。市民の暮らし、教育、福祉、環境は守りながら進める」として、大型開発や企業誘致による財源確保、ゴミ袋有料化などを批判した。
また、新幹線新駅跡地での企業誘致を考える中村、野村両氏と異なり、「どのように利用をするのか、市民にあらためて問いたい」と見直す方向を述べ、具体例として生徒数が増加する栗東西中学校の分離・新設を挙げた。






