民主の林氏、共産の川内氏
◇大津・大津市
今夏の参院選に向けて滋賀選挙区(改選一)では、各党の立候補予定者が相次いで事務所開きや設置を行い、事実上の選挙戦に突入した。
民主党の現職、林久美子氏(37歳)=一期=の事務所開きが二十二日、大津市京町の県連本部であった。
民主党政権が政治とカネ、沖縄米軍基地問題、首相のリーダーシップなどで揺れる中、林氏や関係者は「大変厳しい選挙戦」と表情を引き締めた。
この中で選挙対策本部長の奥村展三・衆院議員は「自らチャレンジ精神で立ち向かう」と挑戦者の意気込みを語り、支援する連合滋賀の中村憲市会長は民主党政権の混迷を「自民党政権から大きく政策転換している過程」と述べた。
再選を目指す林氏は、「いろいろ批判はされているが、政策の方向性は間違っていない」と訴え、保育園待機児童の解消や、不妊治療の保険適用の拡大、年金の立て直しなどあげた。
また、共産党の新人、川内卓氏(54歳)の事務所開きも二十三日、同党滋賀県委員会事務所(大津市昭和町)近くで行われた。
川内氏は、派遣切りや元請け・下請けの中小企業対策など解決半ばの問題を挙げ、「中小企業や商店、まじめに働く人の暮らしを守る」と決意を語った。
また、近畿比例で出る党書記局長の市田忠義氏(67歳)=二期=も駆け付け、民主党政権を「企業から献金をもらっていては、企業負担の医療制度、派遣法でモノがいえない」「沖縄基地問題でも堂々とアメリカにモノが言える政党でないと信頼できない」と批判した。
自民・民主に埋没した昨年の衆院選と比べ、今回は「自民・民主がいやという人は共産しかない」と述べ、「こんな時に勝たないといつ勝つのか、わくわくする状況だ」と闘志を燃やした。
一方、出遅れた自民党の新人、武村展英氏(38歳)はこのほど、大津市内の西武大津ショッピングセンター前に事務所を設置し、六月早々に事務所開きを行うとしている。








