競走馬の調教施設整備
◇大津
大津市伊香立地区の「びわこサイエンスパーク」に、競走馬の調教施設などが整備されることが決まった。
開発するのは、地元住民や馬主でつくる株式会社「里山協働」(大津市真野)で、独立行政法人・都市再生機構(UR)の所有する六十ヘクタールを今年一月に約五億九千万円で落札した。
大津市役所ではこのほど、同社とUR、市が共同で里山を守りながら地域活性化に取り組む「里山活力(げんき)協定」を結んだ。
計画では、直線一キロの坂路を備えた競走馬(二百ー三百頭)の調教施設を整備し、栗東トレーニングセンター所属の競走馬の受け皿を目指す。このほか、ホースセラピーや乗馬クラブなどの建設も検討している。
競走馬の調教施設のほか、未着手の約九十四ヘクタールは、市が里山自然を生かす観光農園などを予定している。
同パークは、URの前身である住宅・都市整備公団と県、市が昭和六十一年頃計画した。その後、公園や住宅地の整備は進んだものの、バブル崩壊のあおりを受け、約百六十五ヘクタールについては開発のめどは立っていなかった。






