県内各地の事例紹介も
◇大津
滋賀県は、県内のさらなる商業振興や商店街活性化を図るため、小売業者・商店街関係者・商工団体・NPOといった地域コミュニティーを支える人たちを対象に、三月二十三日午後一時半から「にぎわいのまちづくりフォーラム」を大津市のコラボしが21で催す。参加無料。
同フォーラムでは、イオンを勇退後に長野市で空洞化した中心市街地の再生に尽力した全国商店街支援センター長・服部年明氏による基調講演「チェンジ・イズ・チャンス~商いとまちを元気に~」と、県内各地で商店街を舞台にまちづくり活動を実施している学生・NPOによる事例紹介が行われる。コーディネーターは、NPO法人市民がささえる市民活動ネットワーク滋賀・阿部圭宏氏。
事例紹介は、NPO法人五環生活と湖族の郷アートプロジェクト実行委員会、滋賀会館シネマホールファンクラブ、合同会社高月じばさん商会の四団体。
定員は先着百人。参加希望者は、所定の申込書に必要事項を記入し、県商業振興課商業サービス産業担当(TEL077―528―3731、FAX077―528―4871)までファックスで送信する。
事例紹介を行う団体の活動概要は次の通り。
《NPO法人五環生活》平成二十一年に空き店舗を活用して、スローな観光拠点として自転車をテーマとした「サイクルカフェ:輪の国ひこね館」を開設。自転車タクシーの運行および展示、レンタサイクルの配備、ガイドによる自転車ツアーなどの事業を実施している。
《湖族の郷アートプロジェクト実行委員会》成安造形大学の学生や堅田商工会などが、平成十七年から堅田のまちを舞台に空き家や商店、寺社、公園などを芸術作品で彩る「湖族の郷アートプロジェクト」を実行委員会により実施している。
《滋賀会館シネマアートファンクラブ》平成十五年に設立され、滋賀会館と地域をつなげようと活動している団体。大津・京町の歴史と伝統、文化など、地域発の情報発信を行うことで来訪者を増やし、商店街のにぎわい回復を図るため、京町商店街(京町共栄会)の協力を得ながら、女性限定の「ザ・京町ツアー」を九~十一月に計四回実施。ツアー参加者に「オールドオーツ」を配布して、口コミによる広報効果と「大津京町ファン」が生まれる事業を実施している。
《合同会社高月じばさん商会》平成二十一年四月に高月町中心市街地活性化協議会・商工会の有志により、合同会社を設立。空き店舗を活用した地域情報発信基地「よろずや仁王門」を運営し、高齢者が日用品を購入したり、集れる施設として活用。地元の食材を使ったお弁当などを開発し、高齢者宅に配達するサービスも実施している。






