県立陶芸の森
◇湖南・甲賀市
県立陶芸の森(甲賀市信楽町)は九月十九日~十二月十三日まで、特別展「没後五十年北大路魯山人美と食の巨人が挑んだ世界」を開催している。
「美と食の巨人」とよばれた北大路魯山人(注)。同展では魯山人の芸術活動の出発点となる書や篆刻をはじめ、絵画、漆芸、金工、そして同氏が最も力を注いだ陶芸作品約二百三十点を展示する。
これまで魯山人について語られる時、魯山人が顧問兼料理長をつとめた会員制高級料亭「星岡茶寮」での活動は、大変重要であるにも関わらず、この茶寮で実際に使われていた器がどのようなものであったのか詳しくはわかっていなかった。
同展では、近年の調査によって明らかになった、「星岡茶寮」で実際に使われていた器や調度品を特集展示いたします。
北大路魯山人(きたおおじろさんじん1883―1959) 陶芸、書、蒙刻、日本画、漆芸、金工、料理など幅広い世界に独自の感性を発揮した芸術家として知られる。「器は料理のきもの」という独自の理念をもって、美食のための器を制作した異色の陶芸家として知られる。日本人に人気の高い陶芸家の一人で、グルメ漫画『美味しんぼ』の登場人物のモデルともいわれる。
入館料は、一般八百五十円(六百八十円)、高大生六百五十円(五百二十円)、中学生以下無料、かっこ内は二十人以上の団体料金。問い合せは、TEL0748―83―0909まで。






