竜王小 スクールガード再結束
◇東近江・竜王町
子どもたちが安心してすくすく育つ環境を―。竜王小学校区のスクールガードが一日、下校時の見守り活動をスタートさせるのを前に、全校児童約四百四十人と対面した。
平成十七年に下校途中の児童殺害事件が連続発生したことを受け、文部科学省は地域ぐるみで子どもの安全を確保するよう全国に呼び掛け、スクールガードの体制づくりを推進した。
竜王町内でも、同十九年から各小学校区でスクールガードを募集。登録者はあったものの、竜王小学校では核たる組織が築けず、機動力を発揮できない状態が続いていたという。
現在、交通事故や不審者出没のほか、コンビニ・大型商業施設の進出による交通量と人の往来増加が懸念されている。
急激な環境変化から子どもを守る体制構築に向け、校区内二十二地区の区長と社会教育推進員、老人会支部長、PTA字委員らが一致団結し、七月十七日に「地域で子どもを守る仕組みづくりを考える推進会議」を開催。発足から三年目を迎えるスクールガードの立て直しを図り、登録者約三百人の新体制をつくり上げた。
始業式後の対面式にはスクールガード約九十人が出席し、関川雅之校長が「PTAや学校も広報車による巡回を実施しているが、それだけでは不十分。子どもたちさらに地域・学校の安全・安心のためにお力をお貸しください」と、村田英朗PTA会長とともに協力を求めた。
六年生の杉本愛実さんは「スクールガードさんのおかげで、今まで帰るのが怖かった人も安心して帰ることができると思います。大変かもしれませんが、頑張ってください」、福本真樹さんも「暑い日や寒い日がありますが体に気を付けて、私たちが元気に安全に登校できるよう、これからもよろしくお願いします」と全校児童の思いを代弁し、見守り活動をお願いした。
竜王小学校区のスクールガードは、蛍光の緑色ベストと腕章を身に付け、水曜日の集団下校を除く毎日、一、二年生の下校時間帯に合わせて見守り活動を展開し、児童との交流を図りながら安全確保に動く。







