近江商人博物館で23日まで
◇東近江・五個荘
近江商人博物館特別展示室で、夏季企画展「博物館のツボ~収蔵資料の秘蔵っ子紹介展」が開かれている。
同館収蔵資料の中から、普段は展示される機会が少ない刀剣類や日本画をはじめ、伝統工芸の小幡人形、日本各地のミニ郷土玩具、雛飾りの雛道具など、同館の“秘蔵っ子たち”総勢百五十五点が出展されている。また、それぞれに見どころとなる鑑賞のツボが案内されるなど興味深い展示となっている。
特に、近江商人屋敷外村宇兵衛邸の床下から発見された室町~江戸時代の三本槍(やり)は必見。
室町期の大身槍など 貴重な155点一堂に
この三本の槍は、全国の長者番付に名を馳せた豪商・外村宇兵衛元孝に嫁いだ旧彦根藩士で名槍・石黒氏の娘が、実家の形見分けで貰い受けたものと伝えられ、穂先が七三・四センチもある大身槍(全長三メートル三三センチ)が含まれている。
鑑定を行った県銃砲刀剣類登録審査委員の岡敏光さんによると、「室町時代の大身槍が良好に残されることは珍しく、ほかの二本と合わせて、なかなか目にすることが出来ない貴重なもの」とされ、発見の平成十八年に特別公開された。
また、首相官邸に飾られたことがある日本画家・丹羽貴子さんの「風薫る」など、貴重な数々の品も展示されている。
開催期間は二十三日まで。午前九時三十分~午後五時開館(入館は午後四時三十分まで)。月曜と祝日の翌日休館。入館料は大人二百円、小中学生百円。問い合わせは市てんびんの里文化学習センター三階・近江商人博物館(TEL0748―48―7101)。







