二十三日まで
◇大津・大津市
大津市歴史博物館(大津市御陵町)は、ミニ企画展「大津の仏教文化 西教寺の地獄十王二使者図」を開いている。二十三日まで。
比叡山では平安時代の恵心僧都源信以降、極楽往生思想とともに六道輪廻の思想が流行した。そしてその中心地として多くの地獄図や十王図が描かれたが、かつての隆盛ほどは現存するものは少ない。
そのなかで、比叡山の麓に所在する天台真盛宗総本山の西教寺は、平安中期に比叡山を盛隆に導いた良源(慈恵大師)と、その弟子で「往生要集」の著者である恵心僧都源信ゆかりの寺院であり、多くの宝物が伝来している。
ミニ企画展では、西教寺の寺宝の中から、地獄の様子を描いた、室町時代の地獄十王二使者図の全十二幅を初めて一堂に展示する。
また、お盆の供養の様子を描いた全国でも数例しか確認されていない「孟蘭盆説相図(朝鮮時代一六世紀)」も、あわせて展示し、比叡山においてかつて盛隆であった地獄思想の一端を紹介する。
観覧料は一般二百十円、高大生百五十円、小中生百円。問い合わせは大津市歴史博物館(TEL077―521―2100)まで。






