強風で林から本殿へ火迫る 搬出、消火、救護で連携
◇東近江・安土町
文化財防火デー(一月二十六日)を前にした二十四日、安土町下豊浦の新宮神社で、近江八幡消防署、地元消防団、自治会、女性防火クラブ、神社関係者、市教委関係者など約八十人が参加して、地域の大切な文化財を守るための消防訓練が行われた。
午前九時半、新宮神社北側の林から出火、強風にあおられ、本殿と拝殿に火の手が迫って、初期消火活動と町指定文化財の「絹本著色釈迦十六善神像」などを搬出していた神社関係者二人が負傷したとの想定で、訓練は進められた。
女性防火クラブによる消火器を使った初期消火訓練をはじめ、タンク車や救急車などが出て、地元消防団と消防署の連携による放水・消火、負傷者救出などの訓練が、住民らの見守る中、きびきびと繰り広げられた。
訓練終了後には、野田久三郎近江八幡消防署長や木野和也町教育長らが、先人から引き継がれた文化財を未来に引き継ぐ責任、防火の徹底と心構えなどを訴えた。







