救急出動は7年ぶりに減少 東近江消防本部がまとめ
◇東近江
東近江消防本部は、昨年一年間の火災・救急・救助活動の状況をまとめた。
それによると、管内二市三町の火災の発生件数は、六十四件で前年より九件減少したが、焼死者は二人増の六人になった。うち三人は住宅火災の逃げ遅れによるものだった。負傷者は十人で六人減った。
火災種別は、建物火災が四十一件で全体の六十四%を占め、次いで車両火災の十一件、林野火災一件、その他十一件となっている。うち住宅(共同住宅を含む)火災が二十六件で建物火災の六十三%を占めている。次いで倉庫、納屋(六件)の順となっている。
市町別の火災発生は、東近江市が三十一件、近江八幡市二十三件、日野町五件、竜王町四件、安土町一件の順となっている。
焼損棟数は、五十七棟で、全焼十五棟、半焼五棟、部分焼十六棟、ぼや二十一棟だった。
火災原因は、「放火及び放火の疑い」が十八件で全体の二八・一%を占めトップ。「放火」は、前年より八件増えた。次いでたばこ九件、こんろ七件と続いている。損害額は、一億三千九百九万六千円で前年より七%減少した。
爆発や油流出など火災に関係しない消防事故の出動は、二百十四件で前年より四十六件減った。内訳は、交通事故による燃料等の流出八十三件、煙による誤報二十七件、焚き火の放置二十六件、枯れ草等の燃焼十九件の順となっている。
救急出動件数は、七千七十五件で前年より三百九十三件減少した。減少に転じたのは七年ぶり。一日当たりの平均出動件数は十九・四件、最多出動は三十九件だった。市町別の出動件数は、東近江市三千六十三件で全体の四三・三%を占め、次いで近江八幡市二千四百九十八件、日野町六百七十九件、竜王町四百十七件、安土町三百五十三件、名神六十二件、管外三件となっている。
出動の内容は、急病が四千二百七十九件で全体の六〇・五%でトップ、次いで交通事故九百八十三件、一般負傷八百五十六件の順。
最多の出動月は一月で七百件、最少は六月の五百十二件。曜日別では水曜日が多く、木曜日が少ない結果となった。
時間帯別の出動は、午前十時から正午までが最も多く、午前四時から六時までが最少だった。
現場到着の所要時間は平均八・三分だが、傷病者を通報から医療機関に収容するまでの平均所要時間は三十三分だった。うち一時間以上かかったのは二百二十件(三・二%)あった。
救助出動は百二十件で、うち交通事故現場が六十五件で全体の約五十四%を占めた。前年にはなかった硫化ガスを発生させた自損行為による出動が六件あった。







