近江八幡市との合併の賛否問う 来月22日まで 目標4000人
◇東近江・安土町
近江八幡市との来年三月末までの合併新法期限内での合併に反対する安土町の住民グループ「安土大好き!みんなの会」(大林宏代表)は、二十五日に町公民館で開いた「急ぐな合併!町民大集会」で、合併の是非を問う「住民投票条例の制定」を求める署名活動を行なうことを発表し、約二百五十人の参加者に「町の将来を決める大事な問題だからこそ住民が決めることが大切。将来にしこりや禍根を残さない唯一の道」と訴え、理解と協力を求めた。
署名活動は、町内有権者を対象に二月二十二日まで一か月実施される。署名が有効となるのは有権者の五十分の一で、同町の場合約二百人。同会では、四千人を目標に署名を集める。
条例案では、条例施行日から一か月以内に町内在住の外国人を含む十八歳以上の人によって「合併する」か「合併しない」の二者択一で投票を行ない、過半数を得た方の結果を町長と町議会は尊重しなければならないとしている。
集会では、大林代表が近江八幡市の財政を分析しながら、今は急がず、じっくり構えて、町民と協働で安土独自のまちづくりの必要性を訴えた。
人口六千四百人、税収七億五千万円の長野県阿智村の岡庭一雄村長が「自ら治める住民自治」、京大の岡田知弘教授が平成の大合併がもたらした財政、住民生活などの変化について検証して「住民自身による意志決定の必要性」など、紹介した。
同日夜に内野公民館で開かれた住民説明会には住民約八十人が出席し、「合併アンケートするべき」「老蘇地区は東近江市、安土地区は近江八幡市とで合併考えられないか」「合併するなら三分の二以上の賛成ないと」などの意見や質問が津村孝司町長に投げかけられた。また、説明会終了後には、参加住民全員で「近江八幡市との合併反対」を確認し、署名への協力を誓った。
町が開いた二十四日の老蘇多目的ホール、二十五日の町公民館での全体説明会には、冨士谷英正近江八幡市長も出席した。市政の課題などを説明し、参加者からの質問に答え、法期限内合併への理解を求めた。








