地球温暖化の危機
五個荘「駅伝&ジョギング大会」
市内外から130点
柔道を楽しく学ぶ
■平成19年1月23日(火)第14626号
■平成19年1月23日(火)第14626号
◆全県◆
民間信用調査機関の帝国データバンクは、昨年一年間に発生した県内企業の倒産状況をこのほどまとめた。一千万円以上の負債を抱えて倒産した企業は百六件で、負債総額が二百十四億六千万円、一件当りの負債額は二億円強となった。前年と比較して、件数では二十六件の大幅増を示したが、負債額は十二億六千万円減った。
前年に比べ発生件数は、資本金一千万円以上で三十七件と七件増にとどまったが、一千万円未満(個人経営含む)が十九件増の六十九件となった。件数トータルでは三二・五%増えたが、特に中小零細で三八・〇%の大幅増となった。
負債額別では、十億円以上が五件(前年二件)、五億~十億円で四件(同五件)、一億~五億円で十七件(同十九件)、五千万~一億円で十七件(同六件)、五千万円以下では六十三件(同四十八件)発生している。
一億円以上の二十六件に対し、一億円以下が八十件(全体の七五・五%)と、小口の占める割合が大きい。大型と中規模が少なかった前年同様、依然として中小・零細企業と個人経営の小口倒産が目立つ。
倒産を原因別にみると、景気変動要因(市況の悪化に伴う販売不振や受注減少)が八九・六%とほとんどを占め、景気回復の遅れによる不況型倒産が続く。企業内要因(放漫経営、経営計画の失敗)の二件、その他(代表者の病気・死亡、連鎖倒産)が二件と少ない。
過当競争を要因に最多発となった建設業界は、公共工事の減少や民間設備投資の低迷などによる収益悪化から、小規模だけでなく中堅クラスにまで経営破たんが及び、三十一社(全体の二九・二%)が倒産に追い込まれている。前年は二十四社(三〇・〇%)だった。
他の業種では、「運輸・不動産・サービス」の十九件、「食品・化学」の十四件、「その他」の十件、「鉄鋼・機械・電機」と「繊維」
の各六件、「木材・家具・建材」の五件と続く。
今後の見通しについて、県内の景気は着実に回復しているが、中小・零細企業にまで浸透するには時間を要するとみられ、先行きの環境も厳しくなってきていることから、不況型に加え好況型も加われば、さらに倒産は進むと予測している。
昨年の県内倒産 (上位10社 単位100万円)
社名 所在地 業種 負債額 集計月
1 RDエンジニアリング 栗東市 産業廃棄物処理 4,080 6月
2 都古企画 大津市 ホテル経営 2,800 4月
3 コスモス興業 湖南市 パチンコ店経営 2,500 7月
4 材尚 長浜市 建設業 1,500 6月
5 大一建設工業 彦根市 建売業 1,100 8月
6 東西不動産 大津市 不動産業 978 2月
7 ユーテック 栗東市 電気工事業 800 1
8 大一トータルハウジング 彦根市 建売業 700 8月
9 サンハウジング 湖南市 建築工事業 620 6月
10 ケントハウジング企画 栗東市 建築工事業 470 10月
▲気象庁などの観測データーや予測情報を分かりやすく解説する斎藤台長
昨年九月からスタートした東近江市の「環境セミナー二○○六」の最終講座となった二十日、受講生以外の市民も参加で出来る公開講座が市役所別館大ホールで開かれ、小学生からお年寄りまで約四十人の市民が耳を傾けた。
この日は、世界各地で起こっている異変現象の一つとしてクローズアップされている地球温暖化を取り上げ、講師に招いた彦根地方気象台台長・斎藤優氏から「天気と地球温暖化のお話」と題する講演に耳を傾けた。
斎藤台長は、地球温暖化は「(悪循環して)加速する、抑制は一人ひとりが出来ることから始める、抑制のカギは地球や自然の仕組みを知ること」と結論を前置きしたうえで、その根拠を気象庁の「異常気象レポート2005」や全国地球温暖化防止推進センターの公表資料などで示しながら近年、全世界で顕著に現れるようになった異常な気象観測データーや現象を紹介した。
その中で、地球温暖化はイギリスで始まった産業革命以降、化石燃料の使用によって人為的に排出された温室効果ガスが原因となり、その異変現象は加速的に進んでいる。このまま続くと、温室効果ガスの増加だけでなく温暖化によってシベリアの凍土が解けだし、埋蔵されているメタンガスなどが吹き出してくると地球温暖化は加速的に進むと指摘。また、空気中には、窒素や酸素などの気体があるが、空気中に○・○三%しか含まない二酸化炭素が、地球環境の変化に大きな影響を及ぼしている。たった○・○三%しかない微量なガスが、少しでも増えると様々な異常気象を発生さすメカニズムに注目が必要と説いた。
一九八○年ごろから地球温暖化の現象が顕著に現れ、二十世紀に世界の気温が平均○・六度C上昇し、特に近年は気温が高い年が多く、日本でも百年間で一・○度C上昇した。上昇率は、大都市ほど高く、年間降水量も地域差が大きくなって大雨日数も増える現象がみられると説明。このままいくと二十一世紀末までに世界の気温は一・四~五・八度C、海面平均水位は九~八十八センチ上昇するというシュミレーションや百年後には日本でも年平均気温が二~三度C上昇し、ほとんどの地域で降水量が増え、ところによっては最大二○%にのぼり、強い降水の頻度や降水日数がふえる半面、年間降雪量は減るという予測結果を示し、地球がどこに進んで行こうしているのかを強調した。最後に人為的に進んだことは人為的に元に戻せるはず。そのためには人間は地球に居候しているという「謙虚さ」の意識が必要だ、と結んだ。
◆東近江・東近江市◆
▲一斉にスタートを切る選手たち(五個荘体育館前)
コースは、五個荘体育館前を発着点に、三俣の称名寺前、木流の木流大橋を通過し、近江鉄道本線沿いを走る三・一キロと二・四キロで、五区間で競われる駅伝競走では、「小学生の部」は全区間とも二・四キロ、「一般・中学生の部」は一、三、五区が三・一キロ、二区と四区が二・四キロとなっている。
今年は、地元企業の「第一工業製薬」や市外出場の「近江走友会」をはじめ、バレーボールクラブや野球、剣道スポーツ少年団、ベアーズ、リブラの各スポーツチームがエントリーし、午前十時三十分、磯部實体育協会会長の号砲で勢いよく飛び出した。
大会結果は次の通り(敬称略)。
▲ふれあいジョギングに挑戦するチビッコたち
【一般の部】1位=近江走友会▽2位=第一工業製薬A▽3位=バーシスル
【中学生の部】1位=野性オールスターズ3世▽2位=S・B・C▽3位=五個荘ヤングバレーボールクラブ
【小学生男子の部】1位=リブラ五個荘FC A▽2位=リブラ五個荘FC B▽3位=五個荘野球スポーツ少年団A
【小学生女子の部】1位=五個荘ベアーズ女子B▽2位=五個荘ベアーズ女子C▽3位=五個荘ベアーズ女子D
●区間賞
【一般の部】1区=西堀英二・クリーナBU陸上部(11分21秒)▽2区=北村龍也・クリーナBU陸上部(10分6秒)▽3区=福永有史・近江走友会(12分2秒)▽4区=松村有剛・近江走友会(10分0秒)▽5区=宮下純・バーシスル(10分53秒)
【中学生の部】1区=濱崎健人・五中野球部2年生(11分29秒)▽2区=高野康成・野性オールスターズ3世(9分37秒)▽3区=植田雅大・同(11分30秒)▽4区=岡部健太朗・同(9分34秒)▽5区=松澤凌・同(11分51秒)
【小学生男子の部】1区=中谷洋暁・五個荘ベアーズ男子A(10分4秒)▽2区=三原大城・五個荘野球スポーツ少年団A(10分3秒)▽3区=佐生智紀・五個荘ベアーズ男子B(10分3秒)▽4区=松澤玄・リブラ五個荘FC B(10分10秒)▽5区=北尾孝成・同FC A(9分32秒)
【小学生女子の部】1区=永田このみ・五個荘ベアーズ女子B(11分0秒)▽2区=木田真子・同B(11分18秒)▽3区=小川美彩子・同C(10分38秒)▽4区=佐野晶・同B(10分47秒)▽5区=澤田香織・同B(11分30秒)
▲甲乙つけがたい作品130点をじっくり見て回り審査する石原さんと東局長(蒲生公民館エントランスで)
感謝の気持ちや新年を迎えての決意など、さまざまな思いを込めて送る年賀状。「第七回あかね年賀状コンクール」(主催=東近江市教育委員会蒲生教育分室、蒲生公民館、協力=蒲生郵便局)の審査が十六日に行われ、東近江市内外から寄せられた個性豊かな作品百三十点が蒲生公民館エントランスを華やかに彩っている。
同コンクールは、謄写版を発明した蒲生地区出身の堀井新治郎親子にちなみ“ガリ版の部”と“手書きの部”の二部門が設けられ、部門別と対象者別で審査された。
ガリ版教室講師を務める石原誠治さんと蒲生郵便局・東房男局長が審査員を務め、甲乙つけがたい力作そろいに「難しいな」と漏らし、何度も作品を見て回り各賞を決定した。
猪突猛進のように躍動感あふれる猪やうりぼうと母猪が寄り添う姿などが描かれたものが多く、稲穂や和紙で立体的に仕上げる工夫も見られた。繊細な線の表現や多色刷りへの挑戦といったガリ版による作品からは、作り手の苦労が伝わってくる。
蒲生公民館エントランスには、寄せられた作品百三十点のほか、石原さんのガリ版作品が特別に紹介されている。展示期間は三十一日まで。
なお、各部門・対象者別の審査結果は次の通り(敬称略)。
《ガリ版の部》▽小学三年生以下=図司悠人(金賞)村田藍(銀賞)安井和哉(局長賞)▽小学四年生以上=有田清香(金賞)村田菜月(銀賞)熊倉侑子(局長賞)▽中学生=大西泉史(金賞)宮内清美(銀賞)熊倉大介(局長賞)▽一般=田村譲二(金賞)半田厚(銀賞)岡田文伸(局長賞)
《手書きの部》▽小学三年生以下=瀬川航岸(金賞)松浦大星(銀賞)瀬川峻岸(局長賞)▽小学四年生以上=坂本和摩(金賞)松浦男洋(銀賞)田邉拓士(局長賞)▽一般=小林すず子(金賞)奥村喜代子(銀賞)竹中淳子(局長賞)
▲馬籠選手と稽古する子どもたち――サンビレッジ近江八幡で――
北京オリンピックをめざす女子柔道の馬籠恵子選手(社会福祉法人ほのぼの会所属)を囲んでの「柔道フェスティバル」が二十日、サンビレッジ近江八幡で開かれた。
同館を運営する大進サンビレッジ事業部が、近江八幡柔道連盟、社会福祉法人ほのぼの会、ふれあい後援会「馬籠恵子さんを励ます会」と共に開催。市内や近隣市町の道場に通う子どもたち、中・高校生ら約二百五十人が参加した。
馬籠選手が得意技の払い腰や大外刈りなどを披露し、技のポイント、練習時の心構えなどを指導すると、子どもたちは真剣に技の切れなどを目に焼きつけた。
乱取稽古では、ちびっ子選手たちが指導者や高校生らを相手に指導を受けた。七十八キロ超級の馬籠選手と組んだ子どもたちは「投げられないと思っていたが、技のかけ方を教えてもらって投げられてうれしい」などうれしそうに話していた。
強くなる秘けつからいじめ問題まで次々と投げかけられた質問に馬籠選手は、「柔道は自分自身の自信になる。いじめる子を注意し、いじめられる子を助けられる人になってほしい。感謝の気持ちを忘れないことを心掛けている」などと答え、一人ひとりに「がんばってください」とやさしく声をかけた。





