湖南市内循環のコミュニティバス
琵琶湖で寒げいこ
「あかね年賀状コンクール」
県歯科医師会湖東支部が実施
屏風絵きっとどこかに
▲ふれあい号
湖南市内を循環する同市営コミュニティバスの今年度利用者数が、前年度と比べてニ倍増の約四十万人に達する見込みであることがわかった。増加要因について同市安全安心課は「西日本ジェイアールバスの定期路線・八幡線(JR三雲駅~JR近江八幡駅)の廃止に伴って、これを補うためコミュニティバスの下田線三雲駅ルートを運行させたことや、ほかの路線の利便性向上に努めたため」と説明している。
同市コミュニティバスは、合併前の旧甲西町の「ふれあい号」、旧石部町の「めぐるくん」が、十二系統で運行している。運賃は大人二百五十円、小学生以下百三十円で、自動車を運転しないお年寄りや学生にとって大事な交通手段となっている。
このなかで、三雲駅から竜王ダイハツ工場を結ぶ「下田線」は、全体の利用者数の三割に当たる年間約十二万人が利用する。主な利用者は、三雲駅から湖南工業団地やダイハツ工場へ通勤するサラリーマン、三雲駅から電車に乗って通学する高校生らだ。
▲めぐるくん
このほか、利用者増加の要因で挙げられるのが、路線相互の運行ルートを再編成し、乗り換えなしで病院へ行けるようにするなど、利便性を向上させた面がある。
また、旧甲西・石部の合併に伴い、コミュニティバスを運営する自治体が一つになったことも利用増につながった。例えば、下田方面から石部高校へ通学するには、合併前は旧ニ町の定期券が必要だったが、現在は一枚で済むので、割安感が受けて利用する学生が増えているという。
なお、同市は、菩提寺地域│JR石部駅間の路線を、市民要望に応えて四月からの本格運行させる。利用者数や所要時間を検証するため、試験運行を平日に限って行なっている。午前九時│午後五時で往復七便。
今後のバス路線の利便性向上について同市安全安心課は「湖南市の交通網はJR沿線、国道1号線の横軸はしっかりしているが、縦軸の交通が弱い。三つのJR駅を拠点に、下田線を含めた縦軸の強化を図りたい」としている。
気合い込め「えいっ」
琵琶湖で寒げいこ
=冷水の中30人―糸東流拳法=
草野派糸東流拳法空手道会・能登川道場(浅井敬央道場長)らの寒げいこがこのほど、彦根市新海町の琵琶湖岸であり、凍り付きそうな冷水にも負けず心身を鍛錬し、今年一年間の精進を誓った。
二十年前から続く恒例の年始稽古で、能登川など県内五道場に通う四歳から五十一歳までの三十人が参加した。
午前十時、雪化粧をした湖辺でランニングと基本練習を行ったあと、掛け声に合わせて琵琶湖に入水。あまりの冷たさに泣き出してしまう子どもたちが続出したが、仲間に励まされながら「押忍(おす)!」と気合を入れ、「えいっ」「えいっ」と拳を突く練習を繰り返した。
水から上がると保護者らが用意したお雑煮やたき火で体を温め、頬を赤めながら「すごく冷たかったけど、楽しかったよ」などと話していた。
毎年、親子で参加しているという保護者は「寒い中、頑張って琵琶湖に入っている我が子を見て、年々成長している事を実感しました」と話し、子どもたちを温かく見守っていた。
草野派糸東流拳法は、昭和四十年に空手道の普及と青少年の心身の育成を目指して大津市に総本部が創られ、現在、滋賀県や京都、大阪、兵庫など全国に七十三道場があるほか、フランス・ベルギー・西アフリカ・中国などにも四十九道場を擁している。
「あかね年賀状コンクール」
部門・対象者別に審査
県内外から約200作品
=あかね文化センターで展示中=
▲約200作品をじっくりと見て回り審査を行う石原さんと東局長(あかね文化センターで)
相手への感謝の気持ちやしばらく会っていない人への近況報告など、年に一度、自分の思いを伝える手段でもある年賀状。個性豊かな年賀状が寄せられた「第六回あかね年賀状コンクール」(主催=蒲生公民館、蒲生教育分室、協力=蒲生郵便局)の審査が、東近江市あかね文化センターで十六日に行われた。
あかね年賀状コンクールの作品テーマは、「平成十八年の年賀状」。蒲生地区出身の堀井新治郎親子が生み出したガリ版により作成した“ガリ版の部”と、水彩画・水墨・サインペン・色鉛筆・プリントゴッコなどで手作りした“手書きの部”の二部門に分けられ、部門別と対象者別(一般、小学四年生~中学生、小学三年生以下)で審査された。
今年の干支が戌(いぬ)ということもあり、「ワンダフルな年になりますように」や「年明けてめでたいワン」、「めざせナンバーワン、オンリーワン」とうまく言葉をかけ合わせ、犬を描いたものが多い。
また、毛糸やフェルト、折り紙といった素材で毛並みの質感を表現している作品のほか、ガリ版を使って門松と着物姿の犬を細密に描いたものなど趣向を凝らした作品が目立つ。
午後二時からの審査は、蒲生公民館でガリ版教室の講師を務めている石原誠治さんと蒲生郵便局の東房男局長の二人が担当し、各賞を決定していった。
審査員二人は「うまいなあ」や「これはおもしろい」と全作品を時間をかけて見て回り、「これは難しい」と甲乙つけ難い力作揃いに頭を悩ませていた。
愛知県など県内外から寄せられた作品二百三点は、十八日から二月一日までの間、あかね文化センターで展示、紹介される。
なお、各部門・対象者別の審査結果は次の通り(敬称略)。
《小学三年生以下ガリ版の部》金賞=熊倉寛晃▽銀賞=有田清香
《小学四年生以上ガリ版の部》金賞=竹内夏希▽銀賞=合田尚平▽蒲生郵便局長賞=熊倉侑子
《一般ガリ版の部》金賞=西川敦子▽銀賞=熊倉弘富美
《小学三年生以下手書きの部》金賞=奥村颯斗▽銀賞=田辺快斗▽蒲生郵便局長賞=丸山恭佳
《小学四年生以上手書の部》金賞=田辺拓士▽銀賞=奥村泉
《中学生手書きの部(応募数百三十四点)》金賞=古井菜月、池内涼▽銀賞=井口あかね、富田義人▽蒲生郵便局長賞=木瀬友菜、佐川奈美加
《一般手書きの部》金賞=木村春菜▽銀賞=林耕平▽蒲生郵便局長賞=小林すず子
歯スッキリ体験ツアー
県歯科医師会湖東支部が実施
かかりつけ歯科医推進モデル
=2月末までに予約すれば無料=
▲歯スッキリ体験ツアー呼び掛けるポスター
東近江市と近江八幡市の委託を受け「かかりつけ歯科医推進モデル事業」に取り組む滋賀県歯科医師会湖東支部(井田亮支部長、七十九歯科医療機関)は、両市の住民三百人を対象に、歯科医や歯科衛生士が専用の機械を使って歯面清掃するPTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)ヘの体験者を募集している。この「歯スッキリ体験ツアー」ヘ二月末までに申し込めば、費用(各歯科医院先着六人)は無料となる。
八十歳で二十本の歯を残す8020運動には、適切で継続的な口腔ケアを実践できる環境整備が必要として、地域において定期的な歯科健診や歯科保健指導、専門家による口腔清掃、予防措置が行える「かかりつけ歯科医」の推進モデル事業に、同湖東支部の協力を得て取り組むことにした。
特に今回は、歯科医師や歯科衛生士によるPTCを中心に、定期的予防処置を受診者に体験してもらう。その結果をアンケート調査にまとめるなどして、治療目的の「行きつけ歯科医」と、ケア目的の「かかりつけ歯科医」の違い発見に役立てる。実施の歯科医療機関すべてでPTC研修を行うなどして、清掃内容の統一化を図ってきた。
▲痛みのない専門家による歯面清掃
その上で「いったん歯に付着してしまった着色、茶しぶ、ヤニ、歯垢は、毎日の歯磨きでは、なかなか取ることができない。増して、これらの色素や歯垢は口臭、虫歯、歯周病など、様々な口の中のトラブルを招く」と、PTCへの体験を促す。
通常の歯磨きよりワンステップ上の本格的なクリーニングPTCは、しつこい色素や歯垢を残らず取り除き、軽く研摩するだけで歯の表面の汚れをとり、カルシウムの補給を助け、さらに汚れを付きにくくする。同時に、歯ぐきのはれも治り「美しく健康な歯」を取り戻すことができる。
PTC効果については、歯科治療やブラッシング指導、フッ素洗浄を受けた人に比べ、むし歯発生率が〇・六四%と一割も満たないことが報告され、歯周病患者百八十人すべてで歯ぐきが引き締まったとの研究結果が出ている。
安土城復元も夢ではない
屏風絵きっとどこかに
=井沢氏招き新春夢談義=
▲屏風絵探索プロジェクトの成果を報告する津村町長
安土町のあすのまちづくりへの夢を語る「新春夢談義」(町・町教委主催、町国際文化交流協会共催)がこのほど文芸セミナリヨで開かれ、昨年行われた「安土城之図」屏風絵探索プロジェクトをもとに、調査報告と歴史対談で夢をふくらませた。
今年は、昨年全国的に話題となった同プロジェクトに加え、「逆説の日本史」など多くのベストセラーで人気の歴史作家、井沢元彦氏をゲストに迎えての開催ということで、会場は、詰めかけた町民や歴史ファンらの熱気で包まれた。
第一部調査報告では、津村孝司町長みずからプロジェクトの経緯と成果を報告。「今回出会えた人は重要な人ばかりで、我々のやっていることに理解をえられたことが一番の成果」であり、イタリアのテレビ出演やメディアを通してヨーロッパや全世界に情報を発信でき、実際に各地から反応が寄せられていることなどを紹介した。
今後は、現地の未調査施設などを地元関係者の協力による依頼調査などを実施する方針で、必要に応じて町の調査団を派遣することにしている。また、今回のプロジェクトに、国内の関係自治体や有識者から協力の申出もあることから、「探索プロジェクト」のネットワークを構築する意向を示した。
▲「安土城之図」発見に向け夢をふくらませた歴史対談
この中で井沢氏は、「屏風絵はきっとどこかにあるはず。芸術品や美術品、資料として意識されず、家具などとして家財道具の倉庫に納められているかもしれない」と、視点を変えた調査の必要性も含め、発見の期待を込めて提言した。
「もし発見できたら」の質問には、「安土城の復元は夢でなくなる。安土山の上に復元できればいい」と、プロジェクトの最終目標は安土城復元にあることを確認した。
また、「安土」の地名について、パラダイスを意味する「平安楽土」から、信長が天皇の京都に対抗する意味で、武士のつくったこの世の楽園として付けたのではないかという持論も披露した。
対談後には会場から熱心な質問が次々と出され、新春夢談義は大いに盛り上がった。






