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『ホンモロコ』全国平均超過
県内の博物館でユニーク企画
滋賀報知新聞(ニュース)■平成16年7月29日(木)第13859号
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『ホンモロコ』全国平均超過
昨年度の環境中ダイオキシン
全般的に 濃度低下、基準値下回る
=「大気」は10年以降、低下傾向に=
(全 県)
県は、環境中のダイオキシン類による汚染状況を監視するため常時監視調査を行っており、このほど平成十五年度の「環境中ダイオキシン類調査結果」をまとめた。調査対象は「大気」「公共用水域水質・底質」「地下水」「土壌」「水生生物」の五種類中のダイオキシン類(コプラナーPCBを含み、最も毒性の強い2、3、7、8―TCDDの量に換算した量)。
それによると、「大気」の年平均値(単位pg-TEQ/リットル)は、草津市の湖南農業高校敷地内で〇・〇四一、信楽町の信楽窯業技術試験場敷地内で〇・〇二三、八日市市の八日市南高校敷地内で〇・〇四七、長浜市の長浜北星高校敷地内で〇・〇二七、大津市の堅田中学校敷地内で〇・〇二五、志賀町の南小松浄化センター敷地内で〇・〇三五、今津町の湖西地域振興局敷地内で〇・〇一九―と、いずれも環境基準値の〇・六を下回り、調査を開始した平成十年以降、濃度が低下する傾向で推移している。
「公共用水域水質・底質」では、琵琶湖と河川の計七地点を調べた結果、琵琶湖の浜大津沖で〇・〇五三(底質は二三)、同堅田沖中央で〇・〇五三(同二四)、信楽川で〇・一七(同〇・五九)、石田川で〇・〇七四(同〇・三二)、宇曽川で〇・〇八八(同〇・二九)、天野川で〇・〇六八(同三・二)、犬上川で〇・〇七七(同〇・三六)―と、基準値の一・〇(同一五〇)以下だった。
「地下水」は、県内五十三地点で測ったところ最小で〇・〇四七、最大で〇・〇九八と基準値以下で、平均は〇・〇五六となっている。
「土壌」も百六地点すべてが基準値以下で、最小〇・〇〇〇一四、最大一三の平均〇・七八。
「水生生物」については、全国調査の平均一・二に対して、アユが〇・九二、ゲンゴロウブナが〇・五九。ホンモロコは二・〇と上回ったが、耐容一日摂取量(人の体重一キロ当たり四pg|TEQ/日)から見て低い値としている。これら調査項目については今年度も継続し、環境の実態把握とともにダイオキシン類の発生抑制に努める方針だ。
夏休みは親子で楽しく学ぼ!
県内の博物館でユニーク企画
=テーマは忍者、植物の神秘、遺跡=
子どもたちの夏休みがはじまってもうすぐ二週間。県内の博物館では、夏休みを利用して親子で楽しく歴史や科学を学んでもらおうと、体験学習を盛り込んだ企画など、工夫を凝らした展示を開催している。そこで、博物館の取り組みを紹介してみた。
県立安土城考古博物館(安土町)は、子どもたちの永遠のヒーロー「忍者」を取り上げた「影の戦士たち-甲賀忍者の実像に迫る-」を開催中。現代人が抱く忍者イメージの形成過程を資料を通じて紹介するとともに、なじみのある忍者道具や、忍者を素材にした漫画・小説・ゲームなどを展示し、親子で楽しめるよう工夫している。会期は九月五日まで。
忍具では、代表的な武器である「手裏剣」や、普通の日本刀とは違って直刀で鞘が分解する「忍び刀」、史料としては、猿飛佐助など真田十勇士の名が見える大坂夏の陣の配陣図「新撰実録泰平楽記大坂備立之図」などを紹介し、忍者の実像を探る。
関連行事としては、体験博物館「忍者になってみよう!」(八月十四日午後一時半)、講座「甲賀の武士団と城」(村田修三・大阪大学名誉教授、八月十五日午後一時半)、名作映画鑑賞会「忍びの者」(九月五日午後一時半)が開かれる。
入館料は大人三百五十円、 高大生二百五十円、 小中生百五十円。問い合わせは安土城考古博物館(電話0748-46-2424)へ。
具体的には「のびる」「ひらく」「ひろがる」の展示コーナーを通して、花を咲かせるために光をもとめる工夫、タネをつくるために鳥や昆虫をおびき寄せ花粉をつける工夫、タネを広げて芽ばえるための工夫などを展示する。
観覧料金は、大人四百円、高・大学生三百円、小・中学生二百円。常設展示は別料金。常設展示とあわせて観覧する場合は、大人千円、高・大学生七百円、小・中学生五百五十円が必要。問い合わせは、県立琵琶湖博物館(電話077-568-4811)へ。
同展では、昨年度に行った発掘調査の最新情報を出土品や写真パネルを展示してその成果を紹介する。主な展示遺跡は、 縄文時代の丸木舟や漆塗り容器を発見され、湖辺に生きる古代人の生業の様子が分かった江内湖遺跡(米原町) 、飛鳥時代の墨書土器が見つかった瀬田川沿いの集落跡・関津遺跡(大津市)、地鎮に用いられた和同開珎やガラス小玉が出土した夕日ヶ丘北遺跡(野洲町)など。
また、休日企画として、「古代火起こし体験」「出土品アクセサリー製作」が期間中の土曜日・日曜日・祝日・八月十三日に開催される。問い合わせは、同センター(電話077-548-9780)へ。






