【東近江】東近江市出身の若き兄弟ランナーが駅伝界をにぎわしている。駒澤大学の陸上競技部で活躍する安原太陽さん(21)と、滋賀学園高校陸上競技部のエース安原海晴さん(18)だ。同じ道を進む兄弟の走りが全国の注目を浴びる日がきた。
太陽さんは現在、駅伝の強豪として名高い駒澤大学に在籍(3年生)している。今年度、圧倒的な強さで大学3大駅伝のうち2つを制覇し、走者としてもチームに貢献した太陽さんの雄姿は記憶に新しい。3冠を目指すあす開幕の箱根駅伝に向けても大きな期待がかかっている。
海晴さんは、県内で敵なしと言われる滋賀学園(3年生)のエースとして活躍中。力強い走りでチームを導くのはもちろん、各大会や記録会で新記録を多く叩き出してきた。昨年も全国高校駅伝に出場し、県代表として都大路を駆け抜けた。高校陸上で注目を集める選手の一人だ。
2人は、陸上に携わっていた両親の影響で、小学校時代から陸上競技に励んできた。遊びの延長で始めた陸上だったが、記録会などでは好成績を残してきた。向上心も芽生え、高校は2人とも地元の駅伝強豪校、滋賀学園に進学。専門的な練習環境の中、さらなる実力を開花させていった。兄弟を指導してきた滋賀学園の大河亨監督によると「兄は几帳面、走りにキレがありフォームも抜群。弟は大胆、粘り強い走りで伸びしろが目覚ましい。走りの才能は2人とも充分」と兄弟の将来性を買う。
太陽さん、海晴さんは「サポートしてくれた家族や指導者、地元の人たちのおかげでここまで続けてこれた。走りで恩返ししたい」と口を揃え、目指すは「日本一」「日本代表」と先を見据える。
パフォーマンスともに同じ道を進んできた安原兄弟。昨年末、各地から引く手あまただった海晴さんの進学先が駒澤大学に決まった。運命的にも太陽さんと同じフィールド。来年度、兄弟によるたすきリレーが実現する可能性も生まれた。日本陸上の将来を担う安原兄弟の活躍から目が離せない。(古澤和也)









