街路樹剪定を前倒しで実施 来年度は電線の鳥よけ工事も
【東近江】八日市駅前のケヤキ並木で、ムクドリの大群が夏場に飛来して騒音やフン害の苦情が寄せられていた問題で、県東近江土木事務所が街路樹の剪定(せんてい)時期を前倒ししたり、回数を増やして実施したところ、今夏のムクドリ被害は減少した。市当局が市議会一般質問で明らかにした。
同市生活環境課によると、2、3年前から夏場になると、ムクドリ2、3千羽の大群が駅からショッピングプラザアピア付近にかけての街路樹約50メートルに飛来するようになり、鳴き声による騒音やフン害が発生していた。
このため、市の要望を受け道路管理者の県東近江土木事務所は、ムクドリが飛来する前の6月に剪定を実施して、ムクドリが「ねぐら」にしている街路樹の枝を取り払った。
7月下旬になるとムクドリを見かけるようになり、8月中旬に大群が飛来した。これを受けて2度目の剪定を8月下旬に実施するとともに、9月下旬に電磁波による駆除も試みた。
この効果もあって、例年であればムクドリは11月まで居座るが、今年は10月上旬から減り始め、中旬には姿を見せなくなった。
同市生活環境課の担当者は、「剪定時期を早めることで、ムクドリが減少したので、効果があったといえる。来年も県に要望して同様の対策をとりたい」としている。
ただし、ムクドリが街路樹に寄りつかなくなった一方、商工会議所やJA前の電線にとまるようになったため、来年度は電線に鳥よけのピアノ線を張る対策をとりたいとしている。(高山周治)







