自治刻刻 空母いぶき
G20サミットが6月28日、29日大阪で開催されます。EUをめぐる動向、米中貿易摩擦など課題は盛り沢山です。経済がグローバル化する一方で「アメリカファースト」のような自国至上主義も台頭しています。大切なことは、自国の主権を確保しつつ国際社会と協調し富の偏在を是正し平和な国際社会を築くことだと思います。
5月に、トランプ大統領が来日し、ゴルフ、大相撲、居酒屋など政府は歓待しました。日米の「友好関係」が演出されましたが何が話し合われたのかは明らかにされていません。トランプ大統領の「8月に両国にとって素晴らしいことが発表される」という言葉に、農産物の関税撤廃や兵器の爆買いなどが押し付けられ「公表は参議院選挙後に」と先延ばししたのではないかともいわれています。滞在最終日には海上自衛隊の護衛艦「かが」にトランプ大統領が乗艦しF35ステルス戦闘機を105機追加購入することを「評価」しました。「かが」は、空母に改修されF35B戦闘機を搭載予定といわれています。
ところで、海上自衛隊の艦名は、旧日本海軍の艦名が継承されています。太平洋戦争開戦時、空母「加賀」の艦載機がハワイ真珠湾を奇襲攻撃しています。旧海軍の艦名は、戦艦は旧国名(大和、武蔵など)、巡洋艦は山や川(愛宕、最上など)、駆逐艦は自然現象(磯風、夕霧など)、空母は鳥など(翔鶴、飛龍など)です。加賀は戦艦として建造され空母に改装されたものです。映画「空母いぶき」では、空母、イージス護衛艦、潜水艦をはじめミサイル、魚雷、フレア、デコイなどの兵器が登場しますが、確実な攻撃兵器も、確実な防御兵器もありませんでした。まさに「矛」と「盾」の関係、矛盾です。
6月23日は「沖縄慰霊の日」、74年前、沖縄戦で日本軍の組織的戦闘が終結した日。平和祈念公園で沖縄全戦没者追悼式が開催されます。毎年、児童生徒の代表が朗読する「平和の詩」に感動します。憲法を守り平和な社会をつくるために力を合わせましょう。






