岡田准一さん主演映画「燃えよ剣」撮影「池田屋」再現した第1工区今春完成
【彦根】 幕末の京を再現した映画撮影のオープンロケセットの建設が、彦根市内で進められており、一部完成のセットでは今春、激動の幕末を舞台に新選組隊士の生きざまを描いた、岡田准一さん主演の映画「燃えよ剣」(司馬遼太郎原作)の撮影が行われた。複数の県内業者と建設を手がける建設機械レンタル業の滋賀建機(愛荘町)は「滋賀県を映画で盛り上げたい」としている。
滋賀県内では、時代劇のメッカ・京都からの交通の利便性や自然環境、寺社仏閣に恵まれていることから、多くのロケが行われている。
今回のオープンロケセットの建設は、滋賀建機のこれまでのロケ撮影の設営の実績を生かし、常設のオープンセットを建設することで、映画産業を県経済の起爆剤にしようと計画された。
同社によると、昨年秋に着工し、今夏には全体が完成する。敷地約2万平方メートルのうち、約6600平方メートルの第1工区については幕末の京の街並みを再現し、3月中に完成した。
具体的には、「池田屋事件」が起こった旅館・池田屋や長屋などの10棟が当時のままに完全再現され、さらに国内屈指の長さ100メートルの大通りが設けられている。
滋賀建機の蔭山啓介取締役は「映画は人を笑顔にする。産業的には、撮影で需要が見込まれる飲食や宿泊、さらに観光への波及効果も見込める。ぜひ映画産業を県内経済の起爆剤にしたい」と話している。 (高山周治)







