新駅舎にのべ2千人 観光案内所もオープン
【日野】 新しい日野駅舎の完成と駅舎内の観光案内交流施設「なないろ」のオープンを祝う式典が1日、日野駅舎で催され、のべ約2千人の来場者で賑わった。
完成した日野駅舎は、約100年前の開設当時の雰囲気を残し、住民の要望を取り入れた木の温もりと懐かしさが設計に取り入れられている。
式典は藤澤直広町長や鉄道関係者らが出席して行われ、祝辞に続いて観光案内交流施設「なないろ」の命名者、岡雅子さんに感謝状が贈られた。駅舎完成を記念して日野ライオンズクラブ(堀江清一郎会長)から背もたれベンチ3脚とサイクリングカバー2台が贈呈された。
プラットフォームでは、日野ウインドアンサンブルのファンファーレを合図にクス玉が割られ、来場者から大きな拍手が送られ、日野駅の再生を祝った。
祝賀イベントとして、しゃくなげ大使が一日駅長を務め、元西武鉄道の「赤電」の愛称で親しまれている820系電車の「日野駅舎再生記念号」が運行され、鉄道ファンらが乗り込んだ。
乗車した人たちは鉄道ライターの辻良樹氏(東近江市在住)の沿線ガイドに耳を傾けながら貴生川駅までの往復約40分の旅を楽しんだ。 「なないろ」ではカフェがオープンし、マジックや腹話術、紙芝居などが催され、来場者を楽しませた。また、駅前広場ではJAグリーン近江や近江鉄道、地元商店、工房などのバザーが軒を連ね、日野駅舎はお祝いムード一色に包まれた。
同町松尾の一井三千子さん(60)は「子どもが毎日利用している日野駅がきれいに再生され、うれしく思います。故郷の宝物を多くの人に知ってもらえれば」と駅舎完成を喜んでいた。







