岡山建設 県下初の施工
◇東近江・竜王
黒くて暑苦しいアスファルト舗装から立ち上る陽炎を見るだけで、汗が吹き出す夏―。太陽熱の吸収を抑えて路面温度の上昇を抑制する新技術「エコ舗装」を、竜王町山之上で総合建設業を営む(株)岡山建設(岡山治彦社長、http://okayama-kensetsu.biz/)が地球温暖化防止対策として導入し、県下で初めて町内の民家に施工した。
このエコ舗装は、下地となるアスファルト表面に特殊樹脂入りモルタルを塗り、骨材のすき間に水を含むと固まる土を間詰めする工法。土で皮膜するため、省エネを妨げるヒートアイランド現象の要因の一つであるアスファルト舗装の太陽熱吸収を抑え、持続性を兼ね備えた保水力で気化熱冷却を繰り返し、路面の表面温度を十度以上下げることが実証されている。
社訓“人は心なり 心また人を動かす”のように、今月二十日に認証取得したISO14001(環境マネジメントシステム)と併せて、エコ解体やスレム(コンクリートリフォーム)など人と環境にやさしい企業活動を追求する岡山社長は、「節電とともにライフスタイルの見直しが叫ばれる中、エコ舗装が身近なところから環境への意識や行動を変える一歩になれば」と普及に力を注ぐ。
既設の舗装への施工も可能なため、民家・商店の駐車場や外装だけでなく、大人より背が低く路面温度を感じやすい子どもたちの通学路にも適している。何よりも土色の柔らかな風合いが涼感を運ぶ。






