遠ざかる戦争の記憶、伝える営み

■平成30年6月4日(月) 

=平和祈念館で子ども向け学習=

【東近江】「これは何に使ったものでしょうか」。県平和祈念館(東近江市下中野町)の学芸員が手にするのは、戦中、米軍の空襲を避けるため、大阪市から滋賀県内へ集団疎開した児童らが寝泊まりしていた寺院に掲げられた看板。同館では、戦争の悲惨さや、平和の尊さを考えるきっかけにしてもらおうと、子ども向けの体験型平和学習が始まり、初回は市内外の親子13人が参加した。
 収蔵庫では、軍事教練で使用された模擬銃や、軍用機の搭乗員が着用した飛行服を目にし、展示見学では県民の戦争体験や戦跡を学んだ。
 近江八幡市から娘と参加した女性(52)は「戦争の記憶を子どもたちに教える前に、私も学ぶ必要があると考え、親子で応募しました。今後も機会があれば積極的に参加したい」と話していた。


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