女性の視点で農業振興

■平成30年6月1日(金) 第18130号

=「女性農業者交流会」=

県立男女共同参画センターで開かれた「女性農業者交流会」で講演する金丸氏

 【近江八幡】 女性ならではの感性や能力を活かして地域農業の活性化を探る「女性農業者交流会」が先月29日、近江八幡市の県立男女共同参画センターで開かれた。
 湖国女性農業・推進委員協議会、県指導農業士会、県生活共同研究グループ協議会の女性会員らが組織の枠を越え、ネットワーク構築と農業・農村の活性化に向けた取り組みの推進を目的に開催。6回目の今年度から県女性の力を活かしたアグリビジネス創出事業協働団体も主催側に加わり、会場には県内の女性農業者と県指導農業士会会員の男性含む約120人が集まった。
 交流会では「田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則食環境」(生活人新書)の著者で、食育事業のアドバイザーとして全国各地で活動している金丸弘美氏の講演「女性が地域農業で輝くために!」が行われた。
 講演で金丸氏は地方で成果をあげている女性農業者の取り組みを紹介し、ロケーションや食べ方を消費者の需要に合わせて供給する能力(ニーズマッチング)は女性の方が優れていることや女性視点の大切さを語り、農産物の商品化には女性の力を引き出し、男性はそのサポートをする方が良い結果につながるとの持論を展開した。
 講演後の質疑応答では「(意見を出しても)男性が裏方に回ってくれないのはどうしたらいいか」という問いに「生産から消費の仕方(食べ方)まで連動性を持って考えることは作り手の男性だけでは難しい。外に連れ出し、成功の実例を見せて」と答え、「若者の力を引き出すには」との問いには「若者のアイデアを頭ごなしに否定せず、小規模で一度まずやってみるとよい」とアドバイスした。


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