保育職場と希望者を橋渡し 東近江市で就職フェア

■平成30年5月29日(火) 第18127号

=先輩保育士「苦労多いが、子どもの笑顔がやりがい」=

先輩保育士に聞き入る参加者

 【東近江】 東近江市の「保育の仕事 就職フェア」が26日、同市役所で開催され、市内の保育・幼児教育施設への就職希望者が、先輩保育士の体験談や各施設のブースで現場の声を熱心に聞いた。
 この取り組みは、保育の仕事の魅力を発信することで、不足する保育士の人材を確保しようと4年前から実施されているもの。
 会場には、市内の幼児施設36園(公立22、私立14)の紹介ブースが設けられ、参加者は疑問や期待を質問したり、各施設の手づくりおもちゃ、手遊びやピアノを使った遊び、同市ならではの「木育」の紹介に触れた。
 先輩保育士の体験談では、私立そらの鳥こども園(同市種町)の井上哲さん(2年目)と、同市立の五個荘あさひ幼児園(同市五個荘山本町)の福井恵里香さん(3年目)が登壇した。
 男性保育士の井上さんは、「女性の多い職場で、男性であることで不安をもたれることもあるが、(男性ならではの)持ち味を生かして取り組むことが、職場や保護者からの信頼を得ることにつながる」と語った。
 また、自身の担当である特別支援の役割について、「対象の子どもだけを見すぎず、クラスのみんなに馴染める環境をつくり、障害のある子、ない子が安心して過ごせるよう配慮している。そんな思いがクラス全体に浸透していくのが大きな喜び」と、仕事のやりがいを話した。
 五個荘あさひ幼児園の福井さんは、卒園する園児の保護者から「先生と話すのが楽しかった。子どもが笑顔で遊んでいることを聞いて安心した」と感謝の言葉を掛けられた。
 福井さんは、家庭と子どもの状況を共有するため、保護者とのコミュニケーションを大切にしてきた。家庭の悩み、子どもの成長に耳を傾け、「よくサポートしてくれる先生」と喜ばれた。
 「苦労も多いが、おもちゃで遊ぶ子どもの姿、楽しそうな笑顔、保護者の感謝の声など、やりがいの多い職場です」と、目を輝かせた。


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