【寄稿】衆議院議員 小寺 ひろお

■平成30年5月24日(木) 第18123号

=国政刻刻 通常国会終盤を迎えて=

    小寺氏

 柳瀬元秘書官の参考人招致が実現したことで、ようやく国会が正常化しました。連休前は野党が審議拒否をしておられたので十分な委員会運営ができませんでした。地方議会では考えられないことですが、野党の質問時間を消化する「から回し」も初めて経験させていただきました。国会では何か問題が起きると日程が立たずに本会議が流会になったり審議拒否が行われます。しかし国会議員の仕事は法律をつくることですから、たとえ問題が起きたとしても審議を止めたりすることを国民の皆さんが望まれているとは思えません。
 早いもので通常国会が始まって3か月以上が経ちました。3月末に予算が成立してから各委員会では法案の審議に入っています。私の所属する農林水産委員会ではすでに農地の利用に関する法律改正を行い、森林の管理に関する新しい法律もつくりました。また内閣委員会でも子ども・子育て支援法や公共建築物の整備促進に関する法律の改正なども行いました。それでもまだ多くの法案が審議待ちの状態であるため、両委員会では先週からフル回転で法案の審議を進めているところです。
 特に内閣委員会では、アメリカが抜け11か国で発効を目指すTPPの国内整備法の審議に入ります。またこの後にはIR(統合型リゾート)に関する法案も待っています。TPPの国内整備法では改めて国内農業への影響を確認しなければなりませんし、アメリカが貿易について2国間交渉を求めていることに対しても考えなければなりません。またIRに関する法案ではカジノ施設ばかりが取り上げられますが、会議施設やホテル、またテーマパークなども含めた全体施設として国際的に魅力あるものになるように審議する必要があります。国会の会期が延長されるかどうかはわかりませんが、会期末まで精一杯審議をすすめ皆様に喜んでもらえるように頑張ってまいります。



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