東近江市 ゆかりの2人喜びの声

■平成30年4月29日(日) 第18102号

=県内から「春の叙勲」42人=

 【東近江】 2018年春の叙勲受章者が29日付けで発表され、滋賀県内からは国政や地方自治、中小企業振興、教育、消防などの分野で功績のあった42人(旭日章15人、瑞宝章27人)が受章した。

瑞小 久保九二雄さん 元消防正監
瑞双 市川純代さん 前教育長


 本紙ではこのうち、瑞宝小綬章を受章した元東近江行政組合消防正監の久保九二雄さん(70)=東近江市布引台=、瑞宝双光章を受けた前東近江市教育委員会教育長の市川純代さん(70)=近江八幡市北津田町=の2人から喜びの声を聞いた。
 【瑞宝小綬章の久保さん】消防行政の強化で功績があった。同組合の消防本部・八日市消防庁舎(同市東今崎町、1993年3月竣工)の建設には計画段階から携わり、「人の命と財産を守るため、新しい施設が必要だった」と、建設費を分担する2市7町(当時)や地権者の説得に奔走した日々を振り返った。
 また、「常に新しい取り組みを意識した」という消防長時代は、内外の諸問題に積極的に取り組み、安全で安心して暮らせる街づくりに尽力した。「先手必勝」の心構えを職員に説いて士気を高めたほか、市民の信頼を得るため地域への奉仕を奨励し、自身も少年野球を指導した。
 現在は、県スポーツ協会副会長、市スポーツ協会会長として多忙の日々を過ごす。
 【瑞宝双光章の市川さん】東近江市の教育行政推進に貢献した。公立小学校長時代は児童の主体的な学びの育成に努め、とくに市立能登川南小では猪子山再生プロジェクトを展開し、子どもの探求心を引き出した。
 退職後は同市教委教育長に就任し、中学校区単位で園児・児童の育ちを支える幼小中連携事業を推進したほか、同市教委に学校問題対策支援室を設置、さらに外国籍児童の日本語習得を支援する日本語教室(御園小)の設置に道筋をつけるなど、児童生徒の学力向上に取り組んだ。
 市川さんは「1市6町が合併した東近江市には、平和祈念館や商人博物館、埋蔵文化財センター、民俗資料館など、多様な歴史文化に育まれた教育資源が豊富。日本陸連公認の布引グリーンスタジアムでの陸上記録会は、子どもにとって一生に一度の思い出」と、懐かしんだ。


久保九二雄さん
市川純代さん

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