【寄稿】滋賀県議会議員 高木 健三

■平成30年5月8日(火) 第18109号

=県政NOW 「健康増進とがん対策」=

    高木氏

 滋賀県では、平成十三年に策定された「健康いきいき21 健康しが推進プラン」に基づき、喫煙や飲酒、食塩摂取量などの成人病対策が進められ、さらに同プランは平成二十五年には健康寿命の延伸を目指して改訂され、健康を支え守る為の取り組みが着実に進められてきました。
 その結果、平成二十七年の東京大学大学院の研究結果において、本県の平均寿命八四・七歳、健康寿命七五・三歳は、四十七都道府県でトップという結果が出ています。
 更に、健康寿命を延ばして行く為の取り組みとして、国では昨年「がん対策基本法」が一部改正され、本県でも平成三十年度から三十五年度の次期「滋賀県がん対策推進計画」を改訂中と聞いております。
 生涯のうち二人に一人ががんにかかり、三人に一人ががんで亡くなると推計され、本県においても、平成二十八年には全死亡者の約三割ががんで亡くなっており、がんは誰もが発症、治療、闘病の可能性のある病気だと言われております。
 これまでのがん対策は、がん診療連携拠点病院を中心に、医療の質向上や情報提供、患者サロンの開催など、患者支援の体制づくりを中心にやってこられております。
 平成二十九年八月には、がんと診断された場合、治療でどのくらい生命を救えるか示す指標「五年相対生存率」が、国立がん研究センターから初めて公表され、発生部位によっては、がんは不治の病から長く付き合って行く病に変化したことが示されています。
 平成三十年からの健康しが推進プラン次期計画は、「県民ががんを知りがんを予防し、がんになっても納得した医療・支援が切れ目なく受けられ、自分らしく暮らせる滋賀を目指して」を基本理念に掲げています。がんになる前と、なってからの対策を同時に進めることにより、この基本理念の実現に向け、しっかりフォローしていきたいと思っております。




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