SL北びわこ号 最後の姿、見に来て!

■平成30年4月16日(月) 

=5月に「ポニー」が湖北路最終運行=

23年間、湖北観光の一助を担った愛らしい「ポニー」(鉄道を活かした北びわこ地域活性化推進委員会提供)

 【湖北】 JR西日本が北陸本線米原駅―木ノ本駅間で運行する臨時列車「SL北びわこ号」をけん引するC56形蒸気機関車が5月27日、ラストラン(最終運行)を行う。23年間、四季折々の湖北路を駆けた姿が初夏に有終の美を飾ることになる。
 同臨時列車は湖北地域観光の魅力と近代日本の産業発展を支えたSLの動く姿を広く伝えようと、1995年8月から年に数回、運行されてきた。運行開始当初から同機関車がけん引し、小ぶりな姿から「ポニー」の愛称でファンから親しまれてきたが、このほど新たなけん引機関車への置き換えが整ったことで5月の運行を最後に引退することになった。今後、「ポニー」は京都鉄道博物館(京都市下京区)で動態保存展示される。
 最終運行は午前10時9分と午後1時16分に米原駅を発車する2便で、長浜、虎姫、河毛、高月の各駅に停車しながらおよそ43分かけて木ノ本駅を目指す。当日、木ノ本駅周辺では地域を散策できるイベント「きのもとSLまつり『ありがとうポニー』」が開催されるほか、27日〜5月27日まで長浜市北船町の長浜鉄道スクエア(入館料大人300円、小中学生150円)では「さよならポニー展」と題し、フォトコンテストに応募された作品を中心に、記念切符やヘッドマークなどを展示し、「ポニー」の軌跡をたどる。
 「SL北びわこ号」を管轄するJR西日本近畿統括本部の広報担当は「23年間、湖北路を走ってきた愛らしい姿の『ポニー』にぜひ会いに来てほしい」と呼びかけている。
 SL北びわこ号は全席指定。チケットは普通乗車券の他に大人520円、子ども260円が必要。今月27日午前10時からJR主要駅の「みどりの窓口」などで販売が開始される。
 なお、夏以降は「デゴイチ」の愛称で知られるD51形蒸気機関車が「ポニー」の後継となる。


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