【寄稿】滋賀県議会議員 ありむら 国俊

■平成30年4月17日(火) 第18091号

=県政NOW 高校野球 春の大会は都道府県選抜チームの対抗戦を。=

   有村氏

 滋賀県勢3校が出場した第90回記念選抜高校野球大会(春の大会)は、大阪桐蔭の2連覇で幕を閉じました。3回戦まで進出した近江と彦根東。21世紀枠で出場しデータを生かして大胆な守備をみせた膳所。3校とも持ち味を十分に発揮し甲子園をわかせました。
 ところで、夏の大会は地方大会の優勝校がそれぞれ出場しますが、春の大会は選考委員会が秋の地区大会を参考にして出場校を決定します。 
 47都道府県の内、春の大会の出場校は最大で32校、今回の記念大会でも36校に留まり、出場校がない地方が毎回生じています。滋賀県勢もかつては出場できない大会がありました。これを問題とは言い切りませんが大きな課題であると私は感じています。
 そこで、春の大会については、学校の枠をこえて都道府県選抜チームの対抗戦を提案したいと思います。選手が甲子園球場でプレーするチャンスが増え、プロ野球チーム等にスカウトされる確率も高まり希望が膨らみます。選手の所属校は素晴らしい逸材の存在をアピールできます。観戦する私たちは都道府県選抜チームの夢に乗り、一丸となって応援することができるのではないでしょうか。
 日本高等学校野球連盟の八田英二会長は「大切なのは高校野球を次の世代に引き継ぐこと。裾野を拡大する試みを続けないといけない。例えば都道府県単位で一体となるチームをつくり、新たなプロジェクトを打ち出せないか。現代の野球状況を熟知していれば高校野球の歪さにも気づいているはず」と力説しています。
 都道府県選抜チームの対抗戦を実現するために「課題は可能性」と意識する発想の転換が、高校野球の将来のあり方に一石を投じると思います。八田会長と直接お話しをさせて頂く機会を是非とも持ちたいと考えています。
 高校球児が甲子園球場でプレーする目標が、未来に向かう原動力になることを願い、関係機関へも投げかけてまいります。



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